こんにちは、おかねの先生ことファイナンシャルプランナーの山中伸枝です
私たち「金利」とか「利息」とか普段何気なく使っていますけど、意外と「金利ってなんだっけ?」って聞かれると「えー、なんだっけ?」って心配になることとかありませんか?
今日はおさらいみたいな感じですが、金利についてお話をしていきたいと思います
例えば私たちが銀行にお金を預けます
その時金利がつきます
金利というのは私たちが銀行にお金を預けた時のレンタル料みたいなものと思っていただけたらいいのかな、と思います
通常金利は1年単位で表示します
なので、2%の金利がつく金融商品に100万円をあずけましたというと100万円の2%は2万円となります
この時100万円を元金、2%を金利、2万円を利息と言います
でも銀行って時々キャンペーンをやっていて「特別金利」っていう言葉を聞いたことはありませんか?
例えば特別金利6%みたいなものです
でも注目してもらいたいのはかっこですね、かっこ2か月ってあるのは6%が適用されるのは1年12か月のうちの2か月のみって意味なんです
つまり、このケースでは1%ということなんです
6%に飛びついちゃうとちょっと勘違いしてしまいますね
あと金利には、単利というのと複利というのがあります
単利というのは先ほどのように100万円に2%の金利がついて利息は2万円というものです
一方複利というのは利息に利息がつく雪だるまのように大きくなるものをイメージしていただければよいと思います
例えば1年に2%の金利がつく定期預金にお金を預けました
特にお金を引き出す用事がなかったので3年続けると利息は6万円になります
でも最初から3年預けるのが分かっていたならば3年定期に預けても良かったんですよね
3年定期っていうのは複利で利息が計算されるので、3年後の元利合計は1,061,208円となるんです
これもね、結構大きな差だと思います
こういう小さな積み重ねがお金と上手につきあうポイントとなります