仕組み預金とは?金融商品の流動性とは?

こんにちは、おかねの先生ことファイナンシャルプランナーの山中伸枝です

今銀行ではいろんな種類の商品を紹介しています

たとえばあまり知られていないかもしれないんですけど、仕組み預金というものがあります

頭に「仕組み」という言葉がついていて、要はいろんな仕掛けがある定期預金と思っていただければよいと思います

種類はさまざまなんですけど、こういった定期預金があります

1年目の金利は0.5%、2年目の金利が1%、3年目の金利が1.5%と階段を上るようにどんどんどんどん上がっていくんですね

満期も最大10年といったように幅を持たせたような定期預金です

これをみていただくと金利が上がっていくのですごいいいなって思いますよね

だけどちょっと注意点があるのでご紹介したいと思います

たとえばどんな注意点かというと、お金の世界では、ちょっと難しいかもしれないんですけど、流動性が低いと言ったりします

流動性っていうのはお金を出したいときに出せないって意味です

先ほどの仕組み預金っていうのは、満期を自分できめることができないんですね

通常満期を自分で決められるのが定期預金なのですが、仕組み預金の場合は銀行が銀行の都合で満期を延期していきます

最初3年くらいでお金をおろそうかな、って考えていると銀行の都合で、5年あるいは最大10年と満期が延期される、お金を出したいときに出せないんです

おまけに仕組み預金は中途解約が絶対できないんですね

こういうことを流動性が低いっていったりします

必要時にお金が出せないとなると、お金をどこかで借りてきたりします

そうすると金利を払わなければならなくなりますね

なので、金融商品と付き合うときは流動性って結構大事です

もうひとつの注意点は金利の上昇リスクです

たとえば先ほど仕組み預金であれば1年目の金利が0.5%、2年目の金利が1%、3年目が1.5%と言いました

もし他の金利が2年目3%になったとしたら、みなさんは乗換をしたいですよね

だけどこれは乗換ができないんです

このように周りの金利がどんどん上がってきた時に乗り換えられない時にリスクがあります、これを金利上昇リスクと言います

仕組み預金っていうのは確かに便利なんですね

そしてメリットもあるんですけど条件が合わないときがデメリットとなります