こんにちは、おかねの先生ことファイナンシャルプランナーの山中伸枝です
お金の管理が苦手っていう人多いんですよね
なんで苦手かというと、お金をひとつのお財布にごちゃって入れているからなんですよね
ごちゃっと入れているから当然わかりにくくなる
今日みなさんにご提案したいのは、お金はごちゃっと入れるのではなくて4つのお財布にいれる
4つのお財布に分けていれると頭の中がスッキリします
4つのお財布の一つ目には「使うお金」を入れていきます
使うお金というのは生活費の2か月か3か月分でいいのかなって思います
これはなんかあった時にすぐにおろせるように銀行の普通預金に入れておきます
反対に、普通預金に給与が振り込まれてそのまま、全財産が普通預金に入れっぱなしって人もいるかもしれませんが、普通預金に使うお金以上のお金があってももったいないので、それはムダってことになります
一つ目のお財布から余ったお金については、二つ目のお財布にいれていきます
二つ目のお財布にいれるお金は「貯めるお金」です
これには5年ぐらいの間に使う予定のあるお金を入れていきます
たとえばお子さんの学校の費用とか、おうちを買うときの頭金などを指します
このお金は定期預金みたいなものを中心に預けていきます
預け先が違うんですね
三つ目のお財布には「殖やすお金」を入れていきます
これは10年以上先に使うお金、あるいはまだ使う予定の決まっていないお金を指します
これは投資信託みたいなもので、経済の成長する力を利用しながらお金を殖やす金融商品を使っていきます
四つ目のお財布には「守るお金」を入れていきます
これは、亡くなった時や病気やけがで働けなくなった場合のリスクに備えるお金です
これは、保険っていうものを使っていきます
このようにお金を管理するときに大事なのは、お金の適材適所
4つのお財布をそれぞれに適した金融商品を使うってことがポイントです
金融商品には、それぞれ得意・不得意があるんです
なので、なんでもかんでも普通預金でもないし、なんでもかんでも保険でもないんですね
このように、お財布を4つに分けて上手に金融商品と付き合っていただけたらなって思います