確定拠出年金の専門家として、ヤフー知恵袋さんにて回答をしております
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【質問】
私には持病が有り仕事が体力的に、きつく成ったので定年まで2年早く58歳で今年4月に 早期退職をしました60歳までの2年は貯金で生活する積もりでしたが親の
入院や葬儀で思わない出費が重なり確定拠出年金、個人型に1500万ほど有るので脱退 しょうとしたところ60歳までは何が有ろうと脱退できないと法律で決まってる 持病が悪化してお金が無くて死んだ時には遺族に支払われるそうです 銀行2行で担保有りローンを申し込んだのですが家や土地の担保が有っても無職では ローンは組めないと断られました 確定拠出年金、確かに60歳までは脱退出来ないと聞いてはいましたが、これほど 厳しいとは知りませんでした、何とか脱退する事は出来ないでしょうか?
【回答】
こんにちは、確定拠出年金の専門家
ファイナンシャルプランナーの山中伸枝と申します
すでにお調べのとおり確定拠出年金は、本当に脱退条件が厳しいのです
特に残高が一定以上であれば、まず不可能です
これだけ脱退条件が厳しいのは老後資金としてとても大切なお金、だからであり、例えば60歳前に自己破産をしたとしても、確定拠出年金の資産は差し押さえの対象にならないなど、保護もされているのです
もしかしたら失礼にあたるかも知れませんが、お体の状況によっては障害給付金の対象となる可能性もあります
給付の対象となる障害は以下のような場合です
(1)障害基礎年金の受給者(1級および2級の者に限る)
(2)身体障害者手帳(1級~3級までの者に限る)の交付を受けた者
(3)療育手帳(重度の者に限る)の交付を受けた者
(4)精神保健福祉手帳(1級および2級の者に限る)の交付を受けた者
ただ障害の認定を受けるにも1年以上の時間経過が必要であったりもするので、現実的には今すぐのお金としては受取はできません
60歳まであと2年
今はおつらい時期かと思いますが、どうか乗り切っていただきたいです