確定拠出年金の専門家として、ヤフー知恵袋さんにて回答をしております
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【質問】
18年程勤めた会社を退職する予定です。 このことにより2つお伺い致します。 どなたか分かり易く教えていただけますと幸いです。
*現在40歳独身で、住宅ローン等の支払いはありません。
手元の資金も現金でもある程度は貯蓄があります。
1.退職するにあたり、退職金受給方法の選択を迫られています。 どれを選ぶべきなのか分かりません。 ①一時金で受給する ②通算企業年金の原資として企業年金連合会に移管する ③確定拠出年金(個人型)に移管する ④確定拠出年金(企業型)に移管する 以上の内容になりますが、どれを選択すれば良いのか分かりません。
□今のところ再就職は決まっていません。 将来、企業に就職することはないかも知れません。 この場合、②③➃は選択し辛いのでしょうか? □それぞれのメリット/デメリットを教えていただけませんか?
2.年金での受給を選択する場合の支給予定額について分かりません。
退職する現会社から上記の様に「給付金裁定請求書」は届いている ものの、一時金の記載があるだけで、年金受給の際の金額(月額等)の 見積もり(?)は記載が特にありません。
□受給金額によって選択する方法も変わってくると思いますが、 これは会社から案内される範囲ではないのでしょうか? □自分で計算するといってもその方法が分かりません。
無知なうえに多数質問をさせていただきまして、大変に申し訳ありません。
どなたかお教えいただけます様、どうぞ宜しく御願い致します。
【回答】
こんにちは、確定拠出年金の専門家
ファイナンシャルプランナーの山中伸枝と申します
現在、ご資金の用途がないのであれば、特に一時金で受け取る必要もないでしょう
ご質問の内容から、この一時金は厚生年金基金あるいは確定給付年金の脱退一時金かと思うのですが、そうすると一時金で今受け取ると一時所得として課税されますので、税金面でも得策ではありません
企業年金基金連合会に移換すると、こちらのサイトにあるような試算になるかと思います
※ご質問2の目安にもなるかと思います
www.pfa.or.jp/tsusan/tanki/shisan.html
連合会の運用が破綻することはないかと思いますが、こちらを選択するとご自身の資産も他の資産と合算され運用されますので、この予定利率どおりの受給ができないこともあることを念頭におかれると良いと思います
老後資金として今後も継続的に拠出を行い資産形成をしていくのであれば、確定拠出年金に移換するのが最も得策かと思います
(積み立てのお金も所得控除になります)
今後企業勤めをしないこともあるのであれば、まずは個人型になられるとよろしいかと思います
確定拠出年金は、個人財産ですからご自身の運用次第では利益もでます
老後のためと考えれば、あまり公的なものに依存せず、ご自身で管理される確定拠出年金が良い選択かと思います
質問者
2014/12/1716:28:40