確定拠出年金と小規模企業共済の併用

確定拠出年金の専門家として、ヤフー知恵袋さんにて回答をしております 以下の記事がベストアンサーに選ばれました chiebukuro.yahoo.co.jp/my/yc_ogweh 【質問】 確定拠出年金と小規模企業共済の併用 よろしくお願いします。 現在、不動産管理会社の取締役で小規模企業共済に加入しております。 FPの勉強していた中で確定拠出年金という制度があり企業型と個人型というものが有る事を知りました。 そこで質問なのですが、小規模企業共済と併用して加入が可能なのは企業型と個人型どちらでしょうか? 現在、弊社は厚生年金基金等には加入していませんが、もし、小規模企業共済と併用して加入が出来るのであれば新たに企業型401Kの導入も検討しています。 また、仮に企業型と個人型どちらでも大丈夫な場合どちらの方を選んだ方が宜しいでしょうか?私的には個人型の方が掛金の上限が高いのでそちらの方が良いかなと思っているのですが、それぞれのメリット・デメリットがあれば教えてください。 補足ご回答ありがとうございます。 説明不足ですいません。 弊社は厚生年金加入事業者です。 基金等には加入しておません。 よろしくお願いします。 【回答】 こんにちは、確定拠出年金の専門家 ファイナンシャルプランナーの山中伸枝と申します 現在第一号被保険者でいらっしゃるかと思いますが、厚生年金加入をお考えなのであれば、確定拠出年金の企業型を導入すれば、掛金を全額損金で計上することができます 企業型ですと、毎月掛金55,000円、65歳まで会社の利益から個人へと資産をシフトすることができます 仮に役員報酬として会社の利益を個人資産へシフトすると会社としても個人としても社会保険料合わせて30%の負担増となりますが、確定拠出年金の掛金は社会保険料がかからないので、その分有効に資産形成が可能です また個人資産に移転しても、所得控除だし、退職所得控除も使えるしで、ずいぶんとメリットがでます 制度導入の費用と維持コストがかかりますが、長期で考えれば十分回収できるメリットがあります もちろん小規模企業共済との併用も可能です 小規模事業所であっても企業型がメリットがあることを動画で解説していますので、もし良かったらご覧になってみて下さい www.youtube.com/watch?v=QFlBjg7nops   厚生年金に加入しているのでしたら、なおさら企業型のほうがお得です 厚生年金に加入していると確定拠出年金の掛金は23,000円が月の上限ですが、企業型であれば55,000円です 前者は60歳まで、後者は65歳まで加入が可能 前者の掛金は損金算入ができ、その他のメリットは先の回答のリンクのとおりです ご検討下さいませ