確定拠出年金の専門家として、ヤフー知恵袋さんにて回答をしております
以下の記事がベストアンサーに選ばれました
chiebukuro.yahoo.co.jp/my/yc_ogweh
【質問】
確定拠出年金についての質問です。生保型の年金(一括預入れ)の場合、基本的に受給次の年金額から預入時(一括預入れ時)の資金を差し引いた金額に雑所得として税金がかかってくるとの説明を受けました。
有するに金利利息益相当分に雑所得がかかってくる(大雑把にいえば)と聞きました。確定拠出年金も雑所得として税金がかかると聞きましたが、生保型の年金(個人)と同じ税金のかかりかたと考えていいのでしょうか?どなたかよくご存知の方、おしえてください。お願いいたします。
【回答】
こんにちは、確定拠出年金の専門家
ファイナンシャルプランナーの山中伸枝です
確定拠出年金は、一括で受け取る場合は退職所得控除が適用されます
加入期間が仮に30年であれば受取額から1500万円が控除され、さらに超過した分の2分の1が分離課税となります
年金で受け取る場合は、雑所得ですが公的年金控除が受けられます
いずれにしろ、民間の保険商品より手厚い税制優遇があります
質問者
ご回答ありがとうございました。
ご回答に対しての質問ですが、確定拠出年金の税金のかかりかたは、年金合計が雑所得として課税されるのではありませんか?公的年金も年金額自体(全体)が雑所得扱いで、それ全体に課税されます(公的年金控除はあるにしても)。そうだとすると、個人で生保型の年金運用をして10年払いの年金受給(期間はそれぞれで選択できるのでしょうが)のほうが、税金的にはよっぽど有利だと考えられますが(生保型の個人年金は運用益相当分(預入期間の利息分相当部分)のみが雑所得として課税されるので。ただ運用益分は別に当然源泉分離課税されますが)?いかがでしょうか。
一般的に確定拠出年金は退職所得控除を優先して受け取ることが
多いかと思います
控除しきれなかった部分を公的年金控除を使いながらできるだけ課税されないような受け取りとするなど工夫をされる方が多いようです
個別にどちらが有利というケースもでてくるかもしれませんね
こちらが公的年金控除のテーブルです
www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1600.htm