高齢期に入った両親の万が一のことを考えると、印鑑やら通帳やらどこに保管してるのか、お葬式に誰を呼べばいいのか、どんな財産や借金があるのか等、両親の人間付き合いや暮らしぶりなど分からないことが多いなと思うのです。
『エンディングノート』というのは、子世代が困らないために、書き残してもらいたいものと思っていたので、『エンディングノート』を購入して、両親に「エンディングノート書いといてね。」と渡し、
・・・・・エンディングノートはまた、どこかに大事にしまってしまって見当たらず(・_・;)
こんな経験をしました。
高齢とはいえまだまだ元気な両親。
元気な両親からすれば、
- 今すぐ書く必要ある?後でいいんとちゃうの?!
- エンディングノートだけをポイっと渡されても、どこから書けばいいか分からへんわ。
- 書くためには通帳や証券や年金手帳やらを色々引っ張り出してきて書かなアカンやん。
エンディングノートは、誰が、何のために、いつ書くの?
終末期・終活のために書くエンディングノートは筆が進まない
『エンディングノート』は、終末期、終活のイメージが強い側面があるので、身内や親戚の相続で苦労した、このままでは死ねないという九死に一生を得たような体験をした方々なら、エンディングノートを書く必要性も身に迫ってあるかと思います。
そのような経験や体験が無い場合は、必要だとは分かっていても、終活・終末期のためのエンディングノートを書こうと思うと筆が進みにくいです。
- エンディングノートを開く気になれない
- 書き始めたけど途中で書けないページがあり止まってしまった
- どこから書けばいいか分からない
- 後で書き直したくなったらと思うと書けない
なので、まずは『エンディングノート』のイメージをこんな風に変えてみませんか。
エンディングノートは、『縁』が続くノート
エンディングノートを書くのは、自分のことや家族への想いをつづるために書くと定義すると、エンディングノートに対するイメージが変わりませんか。
エンディングノートをキッカケにして、自分のこれまでやこれからをゆっくり振り返る時間をもつのは、とっても有意義な時間です。
- 行きつけのお店
- 行った・行きたかった場所
- 若い頃に夢中だった芸能人
- 好きな(だった)音楽
- 学生時代の思い出の場所やエピソード
- 好きな食べ物、思い出の食べ物 などなど
家族や友人、仲間との思い出を振り返り、『縁が続くノート(エンディングノート)』に、伝えたい想い、残しておきたい想いを普通のノートや広告のウラ紙、PCのドキュメント(※)でも書く場所はどこでもいいので書いてみてください。
(※)PCで書く場合は発見されにくい場合もあるので、出力するか、PCのパスワードや保存場所を分かるようにしておきましょう。
親子や友人同士で書けば、会話が盛り上がり、書くためのテンションも上がる
子世代が高齢期の親世代にエンディングノートを書いて欲しいと思うなら、ぜひ、親と一緒に書いて欲しいと思います。
私は、お葬式に誰を呼べばいいか分からないので、両親の家系図を一緒に書きたいと持ち掛けて、思いがけずとても話が盛り上がりました。
両親は、昔の話はスラスラと思い出すようで、どこで住んでいて、どんな家だったとか、町中から田んぼだらけの所に引っ越すのが嫌だったとか、私の知らないひいおじいちゃんは○○だったとか、兄弟姉妹の中では○○だったとか、これまで聞いたことがない家族や親せきの話が聞けて、家族の歴史を感じる時間になりました。
大人同士の親子関係が深まる『縁が続くノート(エンディングノート)』
両親が子育てしている頃はどんな時代だったのか、どんな働き方をしていたのか、どんな苦労があったのか、こんな思い出があるけどあの時はどんな状況だったの、など、改めて両親の子育て奮闘記を聞くと、両親が築いてきた資産・財産の重みも感じることができます。
高齢期のこれからどんな風に老後を過ごしたいと考えているのか、資産をどうしたいと考えているのか、デリケートではあるけど、両親の想いを確認したくなるし、両親も子どもたちに伝えたい、整理しておきたいという気持ちになります。
家族に伝えたい想い&残したい想いをつづるのが『縁が続く(エンディングノート)』
大人になった今だから、『縁が続く(エンディングノート)』をキッカケに両親のこれまでを一緒に振り返ることで、自分自身のこれまでを別の視点で振り返ったり、両親の苦労や生き方をこれからの自分の人生に活かそうと思えたりすることができます。
ぜひ皆様も一緒に、親子で一緒に『縁が続くノート(エンディングノート)』を書き始めませんか。
親子で書こう『縁が続くノート(エンディングノート)』書き方セミナー〔モニター・体験版〕
体験版セミナー開催概要
開催日時:9月17日(土)午後3時~4時30分(90分)
開催形態:オンライン(Zoom開催)
参加費:モニター価格 2,200円/組(親子参加歓迎、お一人様参加も歓迎)
定員:6名さま
〔ご参加にあたって留意いただきたい事項〕
- 今回のセミナーは、本セミナーを今後開催するにあたってのモニター・体験版セミナーです。
- 今後のセミナーの改良に活かすため今回のモニター・体験版セミナーは録画させていただきます。
- 今後募集するセミナーの告知・広告に今回のセミナーの様子の写真を使わせていただきますので、顔出しができる方にお願いしたいです。