制度や仕組みを、
知っていれば【貯められる】、知っていれば【殖やせる】、知っていれば【騙されない】
FP相談ねっと林です。
「Twitterで優先接種の申込情報を得たから、早速、申込をした。」
という某基礎疾患がある人の言葉に、
え!?まさか???詐欺に引っ掛かった?と一瞬どっきり。
新型コロナワクチンの接種は、お住まいの市区町村から発送されます。
優先順位があり、
(1) 医療従事者等
(2) 高齢者(令和3年度中に65歳に達する、昭和32年4月1日以前に生まれた方)
(3) 高齢者以外で基礎疾患を有する方や高齢者施設等で従事されている方
(4) それ以外の方
の順に、市区町村から接種券が送られてきます。(厚生労働省HP 接種についてのお知らせhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00218.html より引用)
こちらから申し込む必要はありませんし、市区町村から優先順に接種券が送られてきます。
よって、勝手に優先順位は変えられません。10万円出せば優先接種出来るなどは詐欺です。
但し、優先接種の申請をすることが出来る場合があります。
『基礎疾患を有する方』は、自分から申請しなければ優先的接種することが出来ません。
岐阜市では、現在、高齢者対象に新型コロナワクチン接種券が発送されていて、来月には、60歳から64歳までの方(昭和37年4月1日までの方)へ接種券が発送されるようです。
それと同時期に「基礎疾患がある方」に発送出来るよう、60歳未満でも基礎疾患のある方に対しての優先接種の申請を受け付けているようです。
岐阜市 基礎疾患のある方の新型コロナウイルスワクチン接種に係る接種券発送について
申請はここの岐阜市のオンライン受付総合サイトからします。
冒頭の方がコロナワクチン詐欺に引っ掛かったのかと思いましたが、そうではなかったようです。
岐阜市公式Twitterからのお知らせから岐阜市の公式サイトにたどり着き、そこで申請したということだそうです。
(ホッ)
他の市区町村でも、基礎疾患のある方の申請が始まっています。該当の方は、お住まいの市区町村の公式ページで、方法と期限を確認しましょう。申込期間は短期間です。期限に注意しましょう。
また、期限はそれぞれの市区町村により異なります。(例えば、岐阜市は令和3年6月11日必着)
国の機関や市区町村等の「公的機関騙る」HPやSNSに注意が必要です。
通常は、公式SNSから公式HP、そしてお知らせページから申請ページへ移り、情報の登録して申請します。お住まいの市区町村で
SNSからいきなり個人情報登録ページに移ったら、それは詐欺かも。
その他に、メールでの申請もあります。公式HPでアドレスを確認しましょう。
岐阜市 HP 岐阜市 基礎疾患のある方の新型コロナウイルスワクチン接種に係る接種券発送について