制度や仕組みを、
知っていれば【貯められる】、知っていれば【殖やせる】、知っていれば【騙されない】
FP相談ねっと林です。
国税庁HPで、『不審なショートメッセージやメールにご注意ください』と注意喚起がされています。
なんと、一昨日そして今日と、国税庁を騙るメールがやってきました。以下は、一昨日(10/15)に実際に受け取ったメールの一部です。
そもそも、差し出し人は「e-Tax(国税電子申告・納税システム) 」と表示されていますが、送信元のアドレスが違う。
本文は、『これまで自主的に所得税(または滞納金) 法律により計算した客勛について、これまで納税するよう催促してきたが、未だ納税されていないので、納税して下さい。期限までに納税しないと差し押さえするよ。』という内容なのですが、そもそも、国税庁では、このような支払の催促や差押の予告に関する内容のメールは、お送りしておりませんと、国税庁HP『不審なショートメッセージやメールにご注意ください』で明示されています。督促は書面で来ます。
・納付期限 2022/10/15
・最終期限 2022/10/15 (期限の延長不可)についても、着信が15日の20時過ぎなので、どうしろと?
ちなみに、16日にも同じ文面で、期限を17日としたメールがやって来ました。前のメールの日にちがマズいことに気づき、再送したのでしょうか。
さらに、『お支払いへ』 と、リンク先の表示がありました。この場合に、お支払い・・て言葉が思いっきり変ですね。そして、リンク先は、おきまりのように、「表示は国税庁HP」ですが、「実際は全くことなる偽ページ(つり場所)」です。
また、e-Taxに登録されたアドレスに送っていると続いておりまが、e-Taxに登録していない人へも送られていることを国税庁は確認済みと公表しています。
そして、これまでに、3種類の国税庁を騙るメールが確認されているとのことです。
心配なら、管轄の税務署に相談しましょう。e-Taxでの申告が無い場合は無視しましょう。
絶対に、メールにあるリンクにアクセスしてはいけません。
出典:
国税庁HP『不審なショートメッセージやメールにご注意ください』www.e-tax.nta.go.jp/topics/topics_20220815.htm