林 智慮

資産形成は「急がないで歩こう」

確定拠出年金相談ねっと認定FP林です。

 

ある収録の翌日はセミナー&勉強会でした。

まず、国民基金連合会の方々のお話。

制度変更についてなど、いろいろと情報をいただきました。

すると、今までの情報から勝手に予想してきたことと違ったりしました。

正しい情報を常に得ていかなければなりません。

 

次に、セゾン投信中野様から投資信託への思いをいただきました。

本来、成長するいろんな株に投資するので会社の成長と共に資産が積み上がっていくものなのに、今までの日本の投資信託は半年もすればすぐ買い換えられてしまうことが多いのでちっとも積み上がっていかなかったのです。

買い換える方が得かのように思わされてしまうのです。「新商品が出ました!」と。生命保険の転換とよく似ていますね。

投資信託は、生活者が経済的自立を勝ち取って、自分で豊かな人生をきちっと維持していく為の資産形成であるべきなのです。

どんな金持ちであろうが、どんな貧乏人であろうが、若かろうが年寄りだろうが、男だろうが女だろうが、みんな平等に均等な立場で参加し、もちろん出したお金に応じてそのリターンを保持するのです。お金持ちだけ特別に優遇されるなんてことはないのです。

一生懸命頑張って生きる普通の人たちが、頑張ったら頑張ったなりに成果がちゃんと味わえる、そんな投資信託で、将来に向けて行動して貰いたい。

と、熱い思いを語られました。

 

iDeCoでは投資信託で運用します。

もちろん、元本確保型の定期預金や保険商品で運用も可能ですが、大きく育てるには金利が低すぎます。

iDeCoの投資信託では、通常より手数料が低く抑えられています。なるべく手数料に消えないようになっています。

ちゃんとした情報を得て、長期・分散・積立で資産形成。

 

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