制度や仕組みを、
知っていれば【貯められる】、知っていれば【殖やせる】、知っていれば【騙されない】
FP相談ねっと林です。
「ひとり親」となられた方々には、様々な事情がおありかと思います。
死別、離婚、未婚の母と理由は違えど、どの方も「1人でお子様を育てていく覚悟」をされたことには違いありません。
幼い子供が社会で独り立ちできるよう、頑張っていらっしゃいます。
1人の人間を育てているのです。金銭的な面だけでなく、お子様の成長によって、いろいろな問題にぶつかります。
国は、ひとり親に対し、「子育て・生活支援策」、「就業支援策」、「養育費の確保策」、「経済的支援策」の4本柱により施策を推進しています。
必要な支援を受けることが出来ます。
児童扶養手当は経済的支援の一つです。
※ファイナンシャルフィールドに掲載されました。 『ひとり親世帯の児童扶養手当、手当額はいくら?対象者は?』
経済的に落ち込むことは、ひとり親家庭でなくてもあり得ますが、1人で子育てしながら生活の基盤を整えるのは、とても大変なことです。
収入によって支給制限がありますが、全部支給の場合4万円ほどの支給額です。
受給が5年を超える場合は、給付が1/2カットになりますが、3歳未満を育てている間は5年の年数にカウントされません。
まだ親離れし難い3歳未満の時期に、なるべく親御さんが子供の側にいられるよう、配慮されています。子供の人格形成の基板となる大切な時期に、子供に負担がかからないようとする、国の粋な計らいですね。
また、就業している、就業活動をしている、障害があり働けない、子供に障害があるなどの理由がある場合は、カットの対象になりません。親御さんが最大限に努力しても支援が必要な場合は、社会の手があるということです。
ここまで書いてきて、無機質な制度に対し、人の心の温かさを感じました。
(参照)
ファイナンシャルフィールド『ひとり親世帯の児童扶養手当、手当額はいくら?対象者は?』