秋葉 裕幸

コロナ陽性になったら ~落ち着いたら保険の確認を~

こんにちは。

「からだとお金の健康アドバイザー」秋葉裕幸です

新型コロナウイルス(COVID-19)の新規感染者の増加が連日のように報道されています。

これを読んでくれている人の中には、もしかしたらコロナウイルスに罹患された方もいるかと思います。

実際に、私も2022年の初め、オミクロン株が急激に感染拡大した初期に、感染源不明の市中感染をしてしまいました。つい先日まで発熱とのどの痛みに悩まされていました。

少しだけ私のエピソードを交えながらお話をします。

熱は39℃近く体温が上昇しており、発熱外来を受診し、すぐに結果が出る抗原体検査を受けて、陽性が確定しました。そこで持病や既往症、胸の痛みや息苦しさがなければ、自宅療養になる可能性が高いが、最終的には保健所の判断となるので、保健所の連絡をお待ち下さいと医療機関で言われました。

その日のうちに保健所から連絡が来ました。まずはそこで安否確認、簡単な既往症の確認だけで、また後日連絡とのことでした。

次の日、運がいいことに保健所から早々に連絡があり、自宅療養が確定しました。その時に細かい健康状態、周りの濃厚接触者等の確認がされ、病状が悪化した際の専門ダイヤルの案内もされました。その後、職員が業者を使わずに、自分たちで「パルスオキシメーター」等の荷物を持って来て下さり、連日の感染者増加で忙しいけれど、直接配送でなるべく早く渡したいという心構えを感じられました。本当に頭が下がります。

さて、ここからが本題です。

コロナ陽性者の方は民間保険会社の「保険」に加入していれば、その保険金や給付金の対象になることがあります。自宅療養だと病院へ入院はしていないので、あまりピンと来ている人は少ないようですが、保健所や自治体から

「就業制限通知書」

が発行されます。(自治体や保健所によって、名称は違うかもしれません)

それがあれば、コロナ陽性になり、自宅療養でも入院したこととして認められるので、保険金が支払い対象となりえます。上記のものと「就業制限解除通知書」がセットで必要となることもあるそうです。

ちなみに私も「入院給付金」という項目で受け取ることができそうです。(その他にも人によって該当する項目が違います)
陽性となってからの前後数日は少し苦しい時間も多かったですが、今は後遺症もなく日常生活に戻りつつあります。仮に後遺症を発症したとしても、各保険会社でその部分も保険金が支払われるケースもあるそうなので、自分の保険を確認して、せっかく入っていた保険を有効活用しても良いかもしれません。
(保険会社によって違いますが、コロナ陽性は現在のところ特例扱いです。特例なので、今後なくなる可能性もありますので、早めの手続きをした方が良いかと思います。)

そして、改めて自分が加入している保険が自分自身の現在の状況にあっているのか(家族の変化、医療保険の項目等)を確認し、これからの未来に自分の体とお金の健康を整えていって下さい。

最後に、医療従事者の皆さん、自治体、保健所の皆さんありがとうございました。