相続が争続にならないために!
このたび、確定拠出年金相談ねっと内の「相続診断士」で”相続と終活研究会”を立ち上げました!!
年金から相続と終活まで、セカンドライフをトータルサポートする専門家として活動する三藤桂子です。
人生いつ何が起こるか分からない!?
人生100年時代の現代社会ですが、人の一生がいつ終るのかは昔も今も知ることはできません。
突然、大切な人と人生の別れを余儀なくされた時、「あれを伝えておけばよかった、こんなことも伝えたかったのに。。。」と後悔先に立たずにならないためにも、元気なうちから相続や終活について考える必要があります。
そこで争わない相続、想いを伝える終活を、お伝えするべく、相続全般のご相談から終活をテーマにセミナーを開催しています。
誰でも相続問題に直面する可能性がある
相続とは、亡くなった人「被相続人」にかかる財産を家族や亡くなった人と生前関係の深かった人「相続人(財産を相続できる人)」が引き継ぐことをいいます。ですから、相続の開始は人が亡くなったことにより開始するので、誰にでもおとずれます。だからこそ相続問題はいつでも誰にでも起こりうる問題なのです。
基礎控除の引き下げ
平成27年に相続税法が大きく改正され、遺産にかかる基礎控除額が引き下げられました。そのため相続税を支払うのは資産家だけという定説はなくなり、誰にでも身近に降りかかる問題となったのです。
基礎控除=3,000万円+600万円×法定相続人数
基礎控除以上に相続財産があった場合には、相続税が発生します。また基礎控除以下であれば、相続税はゼロとなります。
なるべくなら、遺された大切な人に税金がかからないようにと考えますよね。
遺産分割協議
仮に相続税の申告が不要であったとしても、遺産分割の際に争続となるケースが増えています。実際に家庭裁判所での相続における遺産分割相談の4分の3は5,000万円以下という現状となっています(平成29年度 最高裁判所司法統計年報より)。
生前贈与
生前贈与は相続税の節税対策には有効です。しかし、特定の個人に偏って贈与をすると、かえって不公平感が生まれ、いざ相続となったとき、争いになる原因となり得るからです。生前贈与をするときには、何故そうしたいのか、日頃からコミュニケーションをとることが大切です。
争続にならないためには?
相続の問題が身近になり、ご相談が増える今日この頃。相続が争続にならないようにするには、生前から準備することが有効であり、「終活」、「エンディングノート」が注目されています。
きっかけは、2010年に「終活」、2011年には「エンディングノート」が新語・流行語大賞にノミネートされ、世間一般に広く知られるようになりました。
エンディングノートとは?
エンディングノートとは、自分に万一のことが起こった時に備え、”生きてきた証”として大切な人(家族)に想いを伝えるノートです。
遺言書と違い、法的効力はありませんが、決まった形式で書く必要もありませんから、自分の好きなように自由に書き記すことができます。
✔いつからでも、どこからでも、自由に書いてみてはいかがでしょうか?
✔一人だとあれこれ悩んでしまう方、セミナーでご一緒に書いていきましょう。
終活とは?
”終活”とは、”自らの人生の終わりに向けた活動”の略語で、自分が亡くなる前にお墓や遺言、相続、身の回りの生前整理などを行うことです。エンディングノートも終活の一つといえます。
終活には早いも遅いもありません。なぜなら、おひとりお一人の人生は違うのですから。思い立った時に、何かやってみようかなと思った時に、いつでも無理をせずに始めることをお勧めします。
悩んだ時にはお任せください!
相続問題は一人ではなかなか解決できないないのが実状です。専門家にお願いするにはハードルが高いけれど、一人では不安だと悩まれているのであれば、まずは私たちにご相談ください。ファイナンシャル・プランナーはお金の全般を網羅しています。相続、税金、不動産、保険など、全てにおいてファイナンシャル・プランナーがお役に立てます。
また、相続はチームで活動します。例えば弁護士、税理士、司法書士、行政書士、不動産鑑定士等など、いざという時には横のつながりが必要だからです。万一の時には、信頼のおける専門家もご一緒できるので安心感がもてます。
相続が争続にならないように。まずは終活の一つとして、自分の想いが大切な人に伝わるよう、エンディングノートのセミナーに参加してみてはいかがでしょうか?
もし、お近くで開催予定がなければ、オンラインもできます。ご一緒に問題解決の糸口を見つけましょう!
メンバー紹介💕
私たちメンバーは「相続診断士」です。相続でお悩みの方、これから終活をはじめようとお考えの方の悩みや疑問に寄り添い、サポートできるファイナンシャル・プランナーです。
※お問い合わせは、各FPのページの「お問い合わせフォーム」よりお願い致します。