国のお得な制度を使ってスキルアップしてみませんか?
『人生100年時代、常に楽しく賢く生きる!!』
お金と暮らしと夫婦問題の専門家
ファイナンシャルプランナーと
夫婦&家族問題コンサルタントの二刀流 で活動する
寺門美和子です🌺
コロナの影響でお仕事の状況が一変し、転職や仕事の復帰をしたい方からのご相談が相次いでいます。
全日空年間ボーナスゼロへ
人生って「まさか!」の連続です。今月上旬「全日空、初の年間ボーナスゼロへ」というニュースが入り、衝撃を受けました。全日空の社員の方たちの多くは、いわゆるエリートの方が多いのではないでしょうか。順風満帆に学生時代を過ごし、難関の就職の門をくぐって全日空に入社、2020年の初頭まで、経済的に自分が苦しむ状況に至るとは思わなかったと思います。
コロナの影響で、海外国内共に県外への自粛が強いられている今、旅行業者は大打撃でしょう。エリートだった方々のご心情を勝手に・・心配しております。
旅行業界の方々は「次はわが社かも」と厳しい状況で、家族問題に発しているご相談者さまもいらっしゃり、深刻です。
最近、新しく出会った方で「旅行業界から転職しました」という男性二人にお目にかかりました。お一人は、行列ができることで有名な点心専門店の本部の方。もうお一人は、マンション管理の方。後者の方は、ご高齢の方なのですが、今までは医師学会の為のツアーコンダクターをされていたとか。フリーランスで旅行会社と契約をし、収益を得ていたそうです。その方は「循環器専門」で、それぞれ得意分野の科があるそうなのです。安定したお仕事だったのですが、当面見通しがつかず「管理会社にどうにか雇って頂いた」とおっしゃっていました。
予測するに、収入は大幅ダウンかしたかと思います。慣れない仕事で、ご苦労も絶えないでしょう。今まで積み重ねた実績が、こんなにも簡単に変わってしまうのですね。
令和時代の『老後の資産作り』とは
令和時代の老後のお金、資産形成は『WPP』と言われています。
Workinglonger …長く働く
Private pension …自分遠近
Public pension …公的年金
3つの柱で、自分の老後のお金を作ろうね!という意味です。昔は、厚生年金受給者は『年金の柱』が1本あれば、おおよそ夫婦の暮らしは成り立ちました。しかし、今の時代はそんなことは言っていられません。足りない方が多いのです。世帯年収も下がっていますし、寿命が延びています。いわゆる『長生きリスク』というものです。
大枠で、不足するお金の計算は下記の通りとなります。
(年間の生活コスト+イレギュラーコスト)-公的年金収入=1年間で不足する金額
1年間で不足する金額×寿命-自分年金(個人資産)=潜在的に不足する老後資金
人生100年時代自分は何歳まで生きるのでしょうか!?
上記で問題なのが「寿命」です。さて、この寿命ですが、あなたはいったい何歳まで生きるのでしょうか?
そんなのわかりませんよね。神のみぞ知る。そうゆうものでしょう。しかし、自分の周りを考えてみてください。自分は何歳まで生きるのか?って。例えば、私は今56歳です。母は68歳で亡くなりました。父も69歳で没。意外と短命なのかな?とも思うのですが、しかし、先日102歳の伯母がなくなりました。祖母も40年前に99歳でなくなりました。もう一人100歳で亡くなった伯母もいます。存命の伯母も98歳と94歳です。95歳まで生きる可能性は極めて高いのです。
もし、母と同じ歳で亡くなったら、今の資産でどうにかなりそうです。しかし、100歳まで生きたら、かなりギリギリです。贅沢はできないかな?(笑)30年間人生が伸びると、生活コストは必然的にあがります。
「寿命」について悩んだ時は仮説を立てるといいでしょう。65歳から5年刻み位で試算をしてみる。そうするとみえてくるものです。そこで急に何かを決めなくても良いと思います。頭の片隅に「私は、今のままでは、90歳以上生きたら老後破綻するわ」っていれてみて下さい。身の回りで、亡くなる方の話や、介護費用の話などが耳に入ると、考えがまとまってきますから。ここで、一番危険なのは「どうにかなるわ」とか、「私は長生きしないから大丈夫」という投げやりの考えかたです。老後、経済的に惨めな想いをするのは残念だし、周りに相当迷惑をかけます。
長く働くという選択肢
では、どの様に「老後資金」を増やすのか。世帯主の収入減少や離婚リスクから身を守るのは「自分でできる限り長く働く」ということです。
私は、離婚を機に19年間のキャリアを捨てざるを得ませんでした。元夫と会社を経営していたからです。正直、離婚するまで「まさか仕事がなくなるなんて」思いもしませんでした。今の全日空の社員の方と同じです。その時、目の前の事実を受け入れたくなかったですし、心も弱りました。さらに、大きな不安にも陥ったのです。なぜなら、それまでの私はそこそこの年収があったから。しかし、アラ50の私を、同じような高給で雇用してくれる会社などありません。かと言って、時給で一生働くのはせつなかった。社会は、40歳を過ぎた女性の価値を高くはみてくれません、男性もしかり。高齢になるほど、働く場所は限られてしまうのです。
人生後半の仕事って、やはり自分の満足感を感じられるものにしたいと思いませんか?単に、年収や昇格だけではなく、「やりがい」が若い頃より必要だと思います。今までとは、180度違う仕事をしたり、スキルアップしたりすることで、より人生が面白くなると思うのです。
そんな時、国の制度をぜひご活用ください。私もFPになるなんて、考えてもみませんでした。しかしこの職業は、私にかけがいのない幸せを味合わせてくれています。運命のいたずらで、予期せぬことが起きても、そこから新たな人生が展開することもあります。困難を越えた時の喜びはひとしおなのです。
人生100年、誰もが波瀾万丈!ぜひ、スキルアップをして道を切り拓いてみてください。詳細は下記のコラムをご覧ください。
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