こんにちは!
子育て世代の家計のパートナー、確定拠出年金相談ねっと認定FPの前田です。
暮らしとお金を考えるサイト「ファイナンシャルフィールド」にて、記事が掲載されました。
【人生100年時代は辛い】長寿社会の到来で変化するライフプラン
先日、金融庁が発表した人生100年時代の資産形成について、朝日新聞が報道した内容、ネット上で話題になりましたね。
批判の意見は、年金制度について理解していないな〜という印象です。
今回、私が書いたこの記事は、金融庁の発表前に書いたので、金融庁とは何も関係なのですが、
そもそも、これからの時代、老後が長すぎるのです。
しかも、少子化とくれば、そりゃ、年金だけで生活できないのは明らか。
70歳から老後がはじまるとしても、100歳まで生きたら、老後はなんと30年!
30年も年金だけで生活って・・・
そりゃ、無理な話です。
政府がどうこうというわけではなく、世の中が変化しているのです。
世の中の変化を受け入れ、年金だけで生活できない部分は、自分で用意しよう。
ってごくごく、当たり前のことですね。
年金に対して批判的な意見は多いけれど、
年金は、自分の老後のために払っているのではなく、今の高齢者のために払っているというのは、多くの人が知っている大前提。
とはいえ、やっぱり、払った分は、もらいたいと思うのが人間というもの。
でも、
国民年金は、約10年でもとが取れるって知ってますか?
ちゃんと払ったら、なんと、約10年で払った分をもらえます。
今の国民年金保険料は、月16,410円。
20歳から60歳まで納めると、7,880,000円
一方、受給できる年金額は、2019年度は、780,100円
もちろん、この数字が今後も続くとは限りませんが、民間の保険会社ではありえないお得さです。
しかも、年収130万未満で配偶者に扶養されているなら、社会保険料を支払わず将来の年金が約束されています。
これは、会社員みんなが、130万円未満の人たちの年金を出し合っているから。
それに、老後だけでなく、障害年金や遺族年金、など、本当に、困ったときにもらえるものが年金制度です。
助け合いの制度ですね。
「年金に頼らず自助をと言うなら、年金徴収をやめてほしい」
という批判があったようですが、
高齢世帯の家計内訳を見ると、支出26万に対して、年金収入が21万円です。
金融庁は、不足の5万円は自分で用意してねと言っているのですが、年金いらないというなら、21万円の年金収入がなくなります。
よって、毎月の不足額5万円を自分で用意すべきところを26万円全額を自分で用意しないといけないことになります。
本当にそれでOK?
年金は、きちんと理解すれば、理不尽な制度でもないし、不安もなくなります。
今、自分が何をすべきか、どう行動すればよいか?
が、明確になります。
ちなみに、宣伝ですが・・・
私が開催するマネーオンラインスクールでは、そこのところ、きちんと学べますよ
あ、そうそう!これは、メディア実績の報告のブログでした。