こんにちは。
70代の団塊世代を親にもつ団塊ジュニアの一人、FP相談ねっと認定FPの黒木るみです。
人生100年時代という言葉がすっかり定着してきましたね!
昨今70代はまだまだ現役で働いている方もおられて、お元気な方が多いと思います。
2022年1月、70代の親をもつFP相談ねっとのメンバー3人(代表:黒木るみ、メンバー:中林友美・大北あかり)で「70代の親をもつFP研究会」を発足しました。
私たち自身も70代の親をもつ悩める子世代です。
実は、黒木のあるお客様のサポート体験を友美FPやあかりFPに相談していく中で、
「親が元気なうちに聞いて、親子で情報を共有した方がいいよね」
「○○のことどう思っているのか親の希望を聞いた方がいいよね」
「事前に調べていた方がいいよね」
といったことに気が付きました。
親のいざという時はある日突然にやってきます!
その時に困らないように、親の想いに寄り添えるように備えていきませんか?
「70代の親をもつFP研究会」を発足したきっかけ
昨年遠方にいる母親が突然「倒れて、入院した」と病院から連絡を受けて、パニックになった娘さんのサポートをしました。私の母は倒れた方の友人でした。遠方ということもあり、娘さんはさぞ大変だろうと思い、私は相談役を引き受けました。
娘さんはコロナ禍でしばらく帰省できておらず、一人暮らしの母親の状態を正確に把握していませんでした。急な連絡に非常にショックを受け、何から手を付ければよいやら、といった状況。
搬送先で医師より「最悪の状況も考えてください」と言われるほど重症でしたが、大手術を経て、何とか回復し、現在は娘さんの自宅で一緒に暮らしています。
娘さんは「母が元気なうちに色々準備できたはずなのに・・・」と大変後悔しておられました。
このように遠く離れた親の日々の生活やお金のことなどを把握していない子が圧倒的に多い印象です。
子の懸念は突然お金の話を持ち出すと「親の財産を狙っているように思われるのでは・・・」と誤解されてしまうことのようです。また、そもそも家族の中で改めてお金の話をしたことがないから、どう切り出していいかわからないといったご意見も聞きます。
親から積極的に話をしてくれたらありがたいけど、お互いにタブー視している状況のようにみえます。
「70代の親をもつFP研究会」の目的
親の側から話を切り出してくれないのであれば、子の側からさり気なく聞くしかありません。
母親の現状や希望を聞かせてもらいながら、母親の想いに寄り添えるような親子関係を築くサポートをすることが目的です。
私たち「70代の親をもつFP研究会」は
「子が親が病気や介護状態のなった時にこれだけは聞いておきたい質問」
「親に切り出すタイミングや上手な切り出し方」
をコラムやclubhouse「かしましFPのチア♪アップルーム」を通じてお伝えします。
タブー視している現状を打破するための一助となれば嬉しいです。
メンバーのご紹介
※お問い合わせは、各FPのページの「お問い合わせフォーム」よりお願い致します。