野原 亮

投資対象・地域が違えば、投資信託の年間パフォーマンスはどう違ってくるの?

こんにちは、品川の確定拠出年金相談ねっと認定FP、野原です。

 

個人型確定拠出年金iDeCoやNISA・つみたてNISAなどで、保有している投資信託の数が増えてきて、ちょっと混乱してるかたもいるかもしれません。

 

また、同じベンチマーク(日経平均などの指標)に連動するインデックス投信がいっぱいありすぎて、どれにしようか迷っているかたもいるかもしれません。

 

これは僕が楽天証券で、かつて保有していた、あるいは現在保有している投資信託の一覧で、年間のパフォーマンスを表しています。

※下記の投資信託を選んだのは、自分が興味をもったからとりあえず買ってみたという適当な理由に基づいており、全く真似する価値のないやり方ですのでお気をつけください

 

 

 

特に注目していただきたいのが、赤枠の投資信託です。
同じコンセプトで運用されているにもかかわらず、若干パフォーマンスが違っています。

 

例えば一番上の赤枠の2つの投資信託を例に見てみましょう。

 

この場合、信託報酬の差がそのまま結果に表れているといえます。

たわらノーロード 日経225 信託報酬 0.18%
ニッセイ日経225インデックスファンド 信託報酬 0.27%
差額 0.09%

 

資産運用が長期になればなるほど、このように信託報酬(保有にかかるコスト)の違いや運用の良し悪しで若干パフォーマンスが変わってきます。

 

ですが、どちらにしても大差があるとは思えない水準まで、各社とも信託報酬の引き下げ競争が進んでいますので、最終的には、もっとコストが下がり、各社ほぼ横並び状態になるのは必至でしょう。

 

10年前と比べても、投資家にとってはとてもありがたい時代になってきています。

 

もし、数年たっても改善されないようであれば、商品を変更するのもありかと思いますが、これまで保有していた商品を無理に売却する必要はありません。

 

似たような商品が増えることになるかもしれませんが、リバランスや運用割合を変更する時などに、少しずつ入替えしていけば大丈夫です。

 

魅力的な制度や投資信託が増えてくると、なんとなく面倒な気がしてくるのもしかたないのですが、特に気にすることもありませんので、変わらず運用を継続してみてくださいね。

 

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