(※いきなりステーキの提供商品と何ら関係のないステーキのイメージ画像です)
こんにちは、品川(高輪)の確定拠出年金相談ねっと認定FP、野原です。
先日、お世話になっている経営者からこんなポスターが写メされてきました。
いきなりステーキのどこかの店舗に貼ってあったそうです。
たった5年で株価50倍!
いきなりステーキといえば、東証1部(3053)ペッパーフードサービスが経営母体です。
2013年の株価は150円前後でしたから、たった5年で株価が50倍まで上昇。
株価を見るまでもなく、皆さんのなかでも成長ぶりが明らかだと思います。
ところが、以前はどん底があったわけですよね。
僕もこれら記事をみて、当時を思い出しました。
求人内容が半端ないって!
その経営者が送ってくれた画像によると、正社員募集の目玉として、
● 賃金アップ
● 確定拠出年金
● ストックオプション
が目立ちます。
まさに大判振る舞いという印象を受けます。
飲食業に限らず、求人はどこも大変でしょうから、インパクトも重要ですよね。
中小企業がすぐに真似できること
ペッパーフードサービスが急成長を遂げてきたこと、
正社員募集の求人内容が凄すぎること、
これらはわかっていただけたかと思います。
これがそのまま中小企業にあてはめられるわけではありませんが、
この求人内容のなかで、なるべく現金を社内に貯めておきたいという中小企業が、すぐに真似できるようなことがあるのでしょうか?
入社お祝い金、賃金アップは論外でしょう。
ストックオプションも無理。
だとすると、おそらく「確定拠出年金制度の導入」というところだけだと思います。
確定拠出年金制度の設計方法はかなり融通がききます
確定拠出年金制度を導入してみたいがよくわからないという経営者、担当者のかたは多いと思いますが、
この制度設計は、貴社にあわせてかなりカズタマイズできるようになっています。
いま流行りの個人型確定拠出年金iDeCoを活かす方法もありますし、
少しだけ昇給を伴う方法もありますし、
給与の総支給額を以前と変える必要のない方法もあります。
新入社員採用において、確定拠出年金制度をちょっと知っているかたと、
全くお金の知識のないかたと、採用するならどちらが楽でしょうか。
転職組であれば、確定拠出年金制度に加入していた・加入済みのかたと、
退職金の有効性や、社会保険料は労使折半だということを知らないかたを採用するなら、どちらが楽でしょうか。
求人に掲げた、貴社が求職者にとってお得と思って設定した募集要項に、
ちゃんと反応してくれるかただけが応募してくれたら、どんなに楽でしょうか。
貴社が何かを投げかけた時に、答えがあっているか、間違っているかは関係なく、
その意図を読み取ってくれる、読み取ろうとしてくれる、
そんな知的好奇心の高い人を集めたいなら、
知的好奇心の旺盛な人だけが反応しそうなワードやフレーズを散りばめておくという方法があります。
つまり、貴社が採用したい理想のターゲットだけが反応するような仕掛けを作るということです。
確定拠出年金について知っている、経験しているかは関係ないんですよね。
例えば、
「なんだこれ?」と思ったら、普通すぐ調べますよね?
その調べた結果が間違ってたとしても、それはわかっている人が教えてあげれば良いんです。
何かにすぐ反応して、行動をすぐに起こす人を採用したいということが明確なら、
こんな仕掛けを散りばめておくことが重要です。
同じことを発言しても、全くスルーしちゃう人と、ちゃんと読み取ろうとしてくれる人や、理解してくれ人。
「こういう社会貢献がしたい」
「こういう会社をつくりたい」
「こういう社員になってほしい」
そんな想いで会社経営されている経営者にとって、どちらが楽でしょうか。
採用活動は、面接から始まるのではない
採用活動は、求人すると決まった瞬間にすでに始まっています。
いきなりステーキの求人内容を送ってくれた経営者には、もちろん確定拠出年金がメジャーになりつつあるということを知らせてくれたというのもあるでしょうし、「お前ももっと頑張れ」という気持ちもあるのでしょう。
ひとつ言えるのは、その経営者が、
なぜか「正社員募集」のポスターに反応しちゃった。
なぜか「確定拠出年金」というワードが目に入った。
なぜか僕に写メしてきた。
この事実をどう解釈し、どう行動するかは僕次第。
「付き合う相手を選べ」というのは、そういうことかもしれませんね。
人生有限、貯蓄無限
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