こんにちは、品川の確定拠出年金相談ねっと認定FP、野原(のはら)です。
ゴールドラッシュって知ってますか?
ハンバーグ屋さんじゃないですよww
ちょっと昔、アメリカのカリフォルニア州で大工が「 砂金 」を発見。
白人たちは、これを横取りするかのように奪い去り、次から次へと砂金を採掘していきました。
さて、一番儲かったのは誰でしょうか?
・・・
実はね、砂金を見つけた人ではないんですよ。
意外や意外、
砂金を探すひとたちに、消耗品であるバケツやスコップ、作業着を売った人たち。
この作業着を売っていた人物こそ、ジーンズのリーバイスの創始者だったのです。
さて、確定拠出年金でほんとに儲けることができるのは誰でしょうか?
いま日本でおきてる、中途半端なiDeCoブームは、まさに逆ゴールドラッシュ。
砂金の価値に気づきにくいため、砂金に群がる人が思ったより少ないから、バケツやスコップ、作業着がありあまってる状態です。
実感としてあなたの周りではどうでしょうか?
少なくとも僕の周りでは、イデコ加入者は10人に1人もいないでしょう。
実際に、昨年末から今年6月時点で、iDeCoの加入者がどれだけ増えたかみてみましょう。
実はこれ、かなり凄いことですよ!
というのも、iDeCoはネットで簡単!3分ですぐに口座開設!というわけにはいきません。
資料請求や資料とりまとめ、返送・・・
それなりに自らの意志でこのめんどくさい手続きを乗り越えないと加入できないのです。
日本人はどちらかというと、お金・節約大好き、投資嫌いなかたが多いのかもしれませんが、iDeCo加入希望者の貯蓄意欲は、企業型とは異なり、相対的に高い傾向にあることでしょう。
以前、参加したiDeCoセミナーの休憩時間に、どこかの会社の人事部の女性社員と推察される2人が、社員のiDeCo対応はめんどくさいから勘弁してほしいといっていたことがありました。
自分たちのことしか考えてない悲しい意見ですが、これが現状です。
名刺交換の仕方、メールの書き方、パソコンの使いかたと同じように、これからのビジネスパーソンとして知っておくべき知識であるにも関わらず。
だから、iDeCoについて学び、iDeCoに積極的に関わっていくことは、自らの老後を守っていくことになるでしょう。
よりシンプルでわかりやすいiDeCoは、まさに確定拠出年金の基本であるばかりでなく、給与明細の見方、ねんきん定期便の見方、源泉徴収票の見方、手取りとは何かなど、理解を深めることで貯蓄そのものを理解し、生活基盤と将来設計を強固なものにしうる可能性を秘めています。
2017年法改正のうち未施行の小規模事業主掛金納付制度などの影響を考慮すれば、中小企業に勤務する従業員のうち、ここから一定割合が企業型へシフトしていきます。
このまま順調にイデコ加入者が増えていくにつれ、中小企業の企業型加入事業所も増えることでしょう。
100名以下の中小企業の顧問である、会計士・税理士・社労士などのかたは準備ができていますか?
あなたならどちらを選びますか?
選べるようになりたいですか?
9/16(土)、そのヒントが隠されてるかもしれませんよ!?