こんにちは、品川~高輪ゲートウェイのFP相談ねっと認定FP、野原です。
ご報告が遅くなりましたが、「保険チャンネル」さんにて記事が掲載されてましたのでご報告です。
「資産形成」の黒歴史
「資産形成」という、およそいままで聞いたことのなかったような言葉が使われるようになったのには、黒歴史があります。
つい最近までは、「貯蓄から投資へ」というスローガンを掲げていた政府や金融庁にとって、もやは無視できなかったのが「言葉」がもつイメージだったのです。
バブル崩壊や、政・官・民を巻き込んだ、金融業界との癒着などによる不祥事、大手金融機関の連鎖倒産など、様々な問題をそのイメージに多分に取り込んでしまった「投資」という言葉では、預貯金から株式市場へ国民のお金をシフトさせ、日本経済を支える崇高なスローガンとしては、いまいちズレてしまっていたし、響かなかったのです。
またこのことは、「資産運用」という言葉にも共通で、ギャンブルというイメージを払拭できるものではなかったわけです。
そこで、政府や金融庁は言葉の力から逃げてしまったんですね。
「資産形成」という別の言葉を考え、既存の言葉を再定義することをあきらめてしまったのです。
そしてまさに、投資初心者を混乱させることになってしまっていたのです。
しがらみのない私なら、ちゃんと語れる立場にありますので、あえて言葉についても盛り込ませていただきました。
言葉が明確になれば、思考も明確になる
思考が明確になれば、行動も明確になる
私の師匠の一人である、チームNo.1代表・遠藤晃氏に教わってきたことです。
そして下の著書は、10年前に1冊しか書いていないにも関わらず、ロングセラーの名著です。
そんなことなどを意識しながら、FPとして私が考えていることを、あえてご紹介しています。
「資産形成の基本」として参考になれば幸いです。