青山 創星

【メディア実績】THE GOLD 60「年金を増やすなら「繰下げ」か「新NISAで運用」か…“究極の二択”に悩む64歳会社員が出した「意外な結論」」【FPの助言】

こんにちは、青山創星です❣

THE GOLD ONLINEの特集「知って得する!年金・給付金シリーズ」に青山創星の記事が掲載されました。

年金を繰下げて受け取ると、もらえる金額が増えます。
5年の繰り下げで1.42倍に、10年の繰り下げで1.84倍になります。
そして、一生その金額を受け取ることができるようになります。

繰下げて受け取る人はまだまだ少ないですが、この繰下げ受給に関心を持つ方が増えてきているようです。

WPPという言葉を聞いた方もおられるかもしれません。
これは、Work longer、Private pension、Public pensionの略です。
つまり、働く期間を伸ばし、公的年金の受給を遅らせることによって公的年金の受給額を増やす。
そして、退職から公的年金の受給までの間は私的年金(iDeCoや新NISAによる運用資産他)でまかなう。

しかし、年金を繰下げて受給した方が本当に有利なのでしょうか?

新NISA制度となって、非課税枠が1,800万円まで増えました。
また、非課税で資産運用できる期間も無期限となりました。

65歳から平均的な寿命である約90歳までは25年間あります。
25年間あれば長期の安定運用が可能です。
年金を65歳から受け取って新NISA枠内で運用しながら引き出していくことによって資産の寿命を延ばすことも可能となるでしょう。

では、年金受給を繰下げたほうが得なのか、65歳で受給して新NISAで運用した方が得なのか、シミュレーションしてみました。

年金はいったん受給し始めてしまうと繰下げることはできなくなります。
慎重に、そして早めにどうしたらよいかの指針を得ておくことがとても重要です。

この記事でその指針を得ていただければと思います。

ファイナンシャルプランナー
青山創星

関連記事

【メディア実績】THE GOLD 60「新NISAなんてやるんじゃなかった…」老後資金不足で投資を始めた年金月13万円・元会社員65歳がスマホを握りしめ「後悔に震えた」ワケ【FPの助言】
こんにちは、青山創星です❣ THE GOLD ONLINEの特集「知って得する!年金・給付金シリーズ」に青山創星の記事が掲載されました。 新NISAブームに飛びつき、高いリターンを求めてアクティブ型投資信託に一括投資してしまう方もおられます。 しかし、新NISA口座を使えば必ずもうかるというものではありません。新NISA口座……
【メディア実績】THE GOLD 60 ただ早く会社を辞めたかった、それだけなのに…。早期退職を夢見て資産2,000万円を貯めた54歳会社員、わずか半年で数百万円を失い涙「あまりに愚かでした」【FPの……
新NISAが始まり、今まで投資をしたことのない方も投資を始める方が増えてきています。このことはとてもよいことだと思います。 しかし、投資にはとても大きなリスクが伴います。リスクについてしっかり学ばずに投資を始めると、思いもかけないような損失を被ることがあります。 この事例では、レバナスと呼ばれるブルベアファンドのリスクを知らずに投資した会社員の……
【メディア実績】銀行員「残念ですが…」年収800万円・勤続20年以上の55歳会社員、念願のマイホームの購入を決めるも、住宅ローン申込みで「まさかのお断り」となったワケ【FPの助言】
老後資金を増やそうと新NISAで一括投資した矢先、大暴落に直面した佐藤誠一さん(仮名)。当時、スマホの株価アプリには真っ赤な数字が映っていました。「胃が痛くて眠れない……」そんな日々を過ごしたという佐藤さん。豊かな老後のために始めたはずの投資が、なぜそんな事態になってしまったのでしょうか。本稿では、特に50代後半以上の人が知っておくべき「新NISAで後悔し……
【メディア実績】59歳ベテラン地方公務員「年収720万円」「退職金見込額2,300万円」「年金見込額年240万円」で何の不安もない人生かと思いきや…給料日翌日には「財布が空っぽ」の謎。老後破産に脅え“……
誰もがうらやむ公務員として59歳まで真面目に働いてきた山田誠一さん(仮名)。年収720万円、退職金見込み2,300万円、さらに年金見込みも年間240万円と、数字だけ見れば何の心配もない人生設計のはずでした。しかし、彼の財布の中身は空っぽ。毎月の給料日が来ても、手元に残るのはわずか数万円。一体何が起きているのか? 山田さんの事例から、安定収入という「安心の罠……