五十嵐 義典

【メディア実績】Finasee『マネーの人間ドラマ』「妻の繰上げ、夫の年金への影響は」【前編】【後編】

ご覧の皆さま、こんにちは。

FP相談ねっと・五十嵐(いがらし)です。

Finaseeの『マネーの人間ドラマ』「妻の繰上げ、夫の年金への影響は」【前編】【後編】が掲載されました。

【前編】「『年金を元気なうちに使おう』59歳女性の繰上げ検討で判明…夫の年金への驚くべき影響

【後編】「『1カ月でも繰上げ請求が後になると…』年金事務所の職員が明かす、夫婦の年金を守る意外な条件

年金の支給開始年齢の引き上げにより、65歳までの特別支給の老齢厚生年金が受給できず、年金の開始が65歳の方がこれから増えることになります。

本来65歳から受給できる年金を前倒しで繰上げ受給することもあります。しかし、繰上げで減額される自身の年金だけでなく、配偶者の年金に影響が出る場合もあります。

いつ繰上げするか?繰上げをした時の自身の厚生年金の加入期間がどれくらいあるか?によって左右されることがあります。

繰上げというと減額率(1カ月0.4%)が取り上げられる中、今回の配偶者の年金の影響の有無など、減額率以外の注意点も確認しておく必要があるでしょう。

また、繰上げ後に引き続き厚生年金に加入する場合、その掛けた厚生年金保険料は掛け捨てにならず再計算によって後で年金額に反映されますが、その年金額の改定にルールがあります。

本来65歳が年金の支給開始年齢の人の場合、たとえ繰上げをしても再計算の時期は65歳以降でないと来ないため、特別支給の老齢厚生年金が受けられる人とは若干異なっています。

そちらも事前に確認しておきましょう。

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【FP相談ねっと・五十嵐義典 これまでの実績】

●FP個別相談、金融機関の相談会等含め年金相談は合計6000件以上経験。

●教育研修は地方自治体職員向け、年金事務担当者向け、企業年金基金担当者向け、社会保険労務士向け、FP向け、社会人1年生向け、大学生向けなど。㈱服部年金企画講師。

●執筆は通算550本以上!『週刊社会保障』(「スキルアップ年金相談」「年金相談のトビラ」、法研様)、月刊『企業年金』(「知って得!公的年金&マネープラン」、企業年金連合会様)、『企業年金総合プランナー』(「ブラッシュアップシリーズ」、日本商工会議所様)、「東洋経済オンライン」(東洋経済新報社様)、「MONEY PLUS」(マネーフォワード様)、「Finasee(フィナシー)」(想研様)、「現代ビジネス」(講談社様)、「THE GOLD ONLINE」「THE GOLD 60」「資産形成ゴールドオンライン」(幻冬舎ゴールドオンライン様)、「あなたのお金と暮らしのそばに。ハマシェルジュ」(横浜銀行様)、「よるかぶラボ」(ジャパンネクスト証券様)、「ファイナンシャルフィールド」(ブレイクメディア様)、「セゾンのくらし大研究」(セゾンファンデックス様)。その他監修本・著書として、FUSOSHA MOOK『定年前後に得するお金の手続き』(扶桑社様・共同監修)、『50代からの戻るお金・もらえるお金』(ワン・パブリッシング様・共同監修)、『DCプランナー1級合格対策問題集』『DCプランナー2級合格対策問題集』(経営企画出版・共著)。

●取材協力先は『日本経済新聞』『日経ヴェリタス』(日本経済新聞社様)、『読売新聞』(読売新聞東京本社様)、『プレジデント』(プレジデント社様)、『女性自身』(光文社様)、『SPA!』(扶桑社様)、『日経スペシャル 人生100年時代 マネーのまなび』(BSテレビ東京様)。その他「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日様)放送用資料提供、「公的年金制度入門」(アフラック様)動画出演。

●調査研究活動は研究論文「老齢年金の繰下げ受給の在り方-遺族厚生年金の受給権がある場合-」(日本年金学会編『日本年金学会誌第39号』)など。日本年金学会会員。

※2024年7月までは井内 義典(いのうち よしのり)名義。

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