こんにちは(^^)
ファイナンシャルプランナーの小川です。
お正月休みも終わり、お仕事に戻られた方も多いのではないでしょうか?
さて、今回は先回に引き続き日本経済についてのお話になります。
以前にもコラムで紹介しましたが、日本の株式相場が低迷していた理由は日本経済が停滞していたことにあります。
なので、日本の株式相場は投資対象として魅力が薄いとされています。
でも、日本経済がなぜ停滞してきたのか、そしてこれからどんなことをしていけば良いのか、そんな日本経済が停滞していた理由を正しく分析し、解決策を投じることができれば再び経済成長を始め、社会問題の解決にも繋がることになります。
今日はそんな処方箋について、先回に引き続き26歳の私との対談でお伝えしていきます。
前回のコラムをまだ読んでない方はこちらからご覧ください↓
日本銀行資料より
国土交通省資料より
三面等価の原則:GDP(国内総生産) = GDI(国内総所得) = GDE(国内総支出)
国内総支出 = 民間消費 + 民間投資 + 政府支出 + 輸出 ー 輸入
ということで、今回は日本株の実績の元になる日本経済がなぜ低迷してきたのか、その理由と原理原則に則った政策について解説しました。
ここで解説したことはどんな政策を語る人を支持すれば経済成長が期待できるのかということや、ムダな支出と必要な投資の考え方、そして現代~これからの社会問題を解決しながら経済を再生するための方針として考えることができます。
そして、投資の面でも株式相場はその国の経済を反映する指標の一つですから、どのような政策を行えばどういった影響が出るのかを理解しておくと株価がどうなるかも読みやすくなりますね。
実際にこの10年前の私が金融経済を勉強し、今の考え方の基本ができはじめた頃に2012年にアベノミクスを掲げた安倍政権が誕生し、その際に掲げていたのが金融緩和と政府支出を増やすという政策でしたので株価が上昇することを予想していて、選挙で自民党が勝利した直後は予想通りに株式相場は急上昇していきました。
結果、私が新入社員の頃から加入し、転職してからも個人型確定拠出年金(現在のiDeCoのこと)で日本株に投資していた分はその3年後には1.6倍ほどになったのでした。
さて、今回は必要なところに政府が国債を発行し、お金を出して投資することで経済を再生できるということをお伝えしました。
次回は「お金はどうやって生まれるのか?」「金融緩和とは何か?」ということについて解説しますのでお楽しみに。