小川 洋平

「お金の奴隷」になりたくない?それなら・・・

こんにちは(^^)

ファイナンシャルプランナーの小川です。

「お金って何??」

こう聞かれたら、あなたはどのように答えますか?

「よ~く考えよう♪ お金は大事だよ~♪」

と、昔の某保険会社さんのCMソングでありましたが、お金は確かに大切です。

でも、その大切であるはずの「お金」の正体って、あなたはご存じでしょうか?

「お金のために自分の良心に反することをする」

「お金のために大切な時間を犠牲にする」

こんなことになってしまいます。

お金とは何者なのか、これを知ることで奴隷にならずに上手な付き合い方がわかるようになります。

そして、これは政府のお金の使い方にも言えることです。

ということで、今日は先回までの続きとして金融政策について、そしてお金とは何者なのかを再び26歳の私と36歳の私の掛け合いでお伝えしていきます。

先回までのコラムをご覧いただいていない方はこちらからご覧ください。

日本銀行:時系列統計データ集から作成

信用創造 ≒ 借金すると世の中にお金が生まれる仕組み

wikipedia 信用創造↓

ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%A1%E7%94%A8%E5%89%B5%E9%80%A0

POINT①

銀行は国債を買う際、日銀から貸付を受けて国債を買い、その際に信用創造で預金が創造される

日本銀行金融研究所 決済と日本銀行の役割 P82より

www.imes.boj.or.jp/jp/historical/pf/chapter4.pdf

POINT②

金融緩和とは、民間銀行が持っている国債を日銀が買うこと

ということで、今回はお金が生まれる組みと、金融緩和やお金が生まれる仕組み、そして最後に「貨幣観」というものをお伝えしてきました。

3回に渡って経済のことについてお伝えしてきましたが、ここからお伝えしたかったことは実は日本は世界一の金持ち国家でそんなに不安がる必要は無いってこと、伸びしろはまだまだあるし政府がお金を使えばあらゆる社会問題の解決と同時に経済成長も実現できるということです。

これらを知ることで経済政策について少し興味を持てるようになり、経済のニュースに興味を持てるようになり、誰の政策を支持すれば明るい将来が期待できるのかを考えることができるようになります。

また、26歳のときの私のように経済に対し自虐的に考えてしまうことは将来を悲観してしまうことになったり、またお金のために大切なものを犠牲にしてしまうなど、こんなことに繋がってしまいます。

誰かが加工して発信する情報を鵜呑みにして操られることなく、自分の頭でしっかり考え、自分の責任で自分の将来と向き合い、お金と付き合っていける・・・、そんな考え方を形成するためにこの3回シリーズのコラムをお役に立てていただけると嬉しく思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。