投資と投機の違いとは?

こんにちは、おかねの先生ことファイナンシャルプランナーの山中伸枝です

 

「投資」というと、やっぱり何かギャンブルみたい、などという人も結構いるんです

だけど、勝った、負けた、儲けたみたいなものは、投資ではなく実は「投機」なんですね

 

そのチャンスを見計らってお金を投じる行為は「投機」なんです

 

本当は、これから将来にわたってどういうサービスが求められるのかな、どういうものが私たちの暮らしを便利にするのかなというような、これからのニーズを考えながら、

長期的な視野で、資産として上がっていくものに対してお金を投じることを「投資」というんです

 

なので、本当の意味の投資というのは極めて知的な行動だと私は思っているんですね

 

自分のお金を使って、例えば投資信託を1万円買ってみるとか、そういう具体的な行動を起こすことによって、

実はいろんな経済の息吹がリアリティとして分かるようになって、それが私は非常に投資の具体的なメリットじゃないのかなと思っているんです

 

今回ちょっと3つほど、そのメリットを挙げていきたいと思います

 

まず、経済のことを投資を通じてよく知ると、仕事に役立ちます

当然ながら、皆さん取引先の中で、経済の話題って当たり前に出てくると思うんですね

 

そういう経済に対しての知識を得ることによって、より相手さんとお話をするときに、情報提供をすることもできますし、理解をすることもできます

 

当然、取引をする相手としてキチンとした人だなということも分かりますので、投資を通じて経済をよく知ることは、仕事に役に立ちます

これが投資のメリットの1つ目だと思っています

 

では、2つ目は何かというと、生活に役に立ちます

例えば円高になると「円高還元セール」ってありますよね

これは円の力が強くなることによって、外国から物を買うときに、いっぱい物を仕入れることができるんです

 

なので、円高になると、セールがあるなとか、例えば原油が安くなったらガソリンの値が安くなるなとか、こういう生活に実は経済は密着しています

 

当然ながら3つ目のメリットは、資産が殖えます

投資をすることで、その投資先の経済成長の恩恵を私たち自身も受けることができるんですね

 

投資をするというのは、少なくとも3つのメリットがあって、私たちの身近なところです

 

ぜひ、長期的な視野で投資というものも考えていただくといいのではないかなと思います

(本動画の内容はあくまでも個人の見解であり、特定の組織や金融商品を推進するものではありません。また、動画内で説明している制度や法律の内容は2015年3月時点のものです。)