医療保険はどういったものがあるのか?

今回は「医療保険はどんなもの?」についてお話をしていきます

 

こんにちは、おかねの先生ことファイナンシャルプランナーの山中伸枝です

 

今回は医療保険についてお話ししようと思います。

 

医療保険というのは、テレビなどでも物すごくコマーシャルしているので

皆さんも興味があるところだと思います。

医療保険って一体どんなものというのを

今日はお話ししていきたいと思っています。

 

一般的に医療保険と呼んでいるのは、実は入院保険なんですね。

入院したら1日につき幾ら、例えば5,000円とか1万円とかいう

入院に伴う給付というのがメーンになっているんです。

なので、反対に言うと、入院しないと何の給付もないんですよね。

 

また、医療保険の場合には、

1入院の限度日数というのを決めているんです。

例えば1回の入院で60日まで保障しますよというものです。

1日1万円の入院保障であれば、

60日60万円がMaxの保険給付ということになるんです。

 

大事なのは、この「1入院」という定義なんですね。

当然ながら1入院というのは、1回の入院なので、

入院から退院までということなんですが、

私たちは病気によっては、再入院するようなこともありますよね。

実は1回目の入院から再入院までの期間が180日未満であると、

「続きの入院」とカウントされてしまうんです。

 

先ほどの60日の中でいうと、最初の入院で50日給付をもらいました。

1カ月後に再入院をしましたとなると、続きの入院なので、

ここでは「51日目」となるんです。

1入院のカウントというのは意外と説明されなかったりするんですが、

大事なところなので、覚えておいていただきたいと思います。

 

それから、主だった給付には、手術の給付金というのがあります。

手術も、かかったお金がすべてというのではなく、

手術の内容によって10万、20万というふうにかかります。

 

例えば私もやったんですけど、レーシックの手術などは、

最近の医療保険はカバーされていないんですね。

ですので、ちょっと気になる手術があったら、

その手術はカバーされるのかどうか確認するといいかと思います。

 

よく誤解されるのが、医療保険についている「通院」と「給付」です。

これは外来の通院ではなく、入院して退院後の通院ですので、

これが必要かどうかというのはもう一度考えた方がいいのかなと思います。

 

それと、日本人の死亡の原因の多くを占める三大疾病、

心筋梗塞、脳卒中、がんにだけ手厚している保険というものもあります。

この三大疾病は、実は所定の状況になった時に給付を受けるというもので、

結構厳しかったりするんですね。

 

ですので、医療保険に入るときには、

細かいところも確認された方がいいかなと思います。

 

 

(本動画の内容はあくまでも個人の見解であり、特定の組織や金融商品を推進するものではありません。また、動画内で説明している制度や法律の内容は2015年3月時点のものです。)