年金って必要なの?「老齢年金」だけなの?

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今回は「年金の3つの役割」についてお話をしていきます

 

こんにちは、おかねの先生ことファイナンシャルプランナーの山中伸枝です

 

今回は、年金の3つの役割ということでお話ししようと思っているんですね。

 

年金というと私たちは、年を取って貰う

「老齢年金」ばかりイメージしてしまうと思うんです。

これだけではなく、

実はほかにも年金には役割があるよという話をしていこうと思います。

 

まず、老齢年金なんですが、

今、日本の年金制度において、老齢年金は65歳から貰い始めになります。

65歳から一生涯貰い続けるんですね。

 

会社員さん、OBの方であれば、

今平均どのぐらい貰っているのかというと、

年金が平均で200万円と言われているんです。

国民年金と厚生年金、合わせて200万です。

結構それなりに貰っていると思いませんか?

 

これだけで生活が成り立つかどうかは別問題ですけれども、

年金というのは、会社にお勤めの方であれば、

平均的に年間200万ぐらいは今もらっているんだなというふうな

イメージでいていただければいいかなと思います。

 

それから、2つ目の役割が遺族年金です。

これは子どもを残してお父さんが亡くなったようなケースです。

例えば小さいお子さんがいるお母さんであれば、

子どもが2人いると、国から月10万円ぐらい、

子どもが高校に上がるまで貰うことができます。

 

このお金があることで、

安心して学校に行けている子もいると思うので、

年金の遺族年金という役割はすごく大事だと思っているんですね。

 

それから、3つ目の役割が障害年金です。

これは、障害を負った人に対して生活保障してあげているんです。

これはすごく大事なんですね。

 

先ほど言ったように、老齢年金というと、

どうしても私たち損得みたいなお話になっちゃいますが、

障害を負ってしまったり、お父さんが亡くなったりするリスクって、

どなたにもあることなんです。

 

その時に大事な点は、社会保険というのは、

保険料を納めている人が給付を受ける権利があるんです。

簡単に言うと、保険料を納めていないと、何の給付も受けられないということが事実なんですね。

 

何か障害を負った時とか、お父さんが亡くなった時、

母子家庭には福祉でみんなが面倒を見てくれるんじゃないのかなと

思う方もいらっしゃるんです。実は大きな違いなんです。

 

例えば先ほどの障害年金の例でいうと、

A君、B君がいました。

どちらも二十歳で免許取りたてで、2人でドライブに行きました。

自動車の事故に遭って、2人とも障害を負ってしまった

というケースでちょっとお話をします。

 

例えばA君は年金に未加入です。

だけどB君はきちんと入っていますというと、

A君は障害年金1円も貰えません。

でもB君は障害年金年間100万円ずっと貰うことができるんです。

 

貰えるか、貰えないか、保険料払ったかどうか、

大きな違いになります。