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今回は「税金って何%?」というお話をしていきます
こんにちは、おかねの先生ことファイナンシャルプランナーの山中伸枝です
今回は、会社員さんに、
「所得税って何%払っているか知ってしますか」
というお話をしようと思っているんですね。
皆さん知っていますか?
所得税というのは、儲けに対してかかる税金です。
儲けというと、会社員さんの場合はピンと来ないと思うんですが、
ちょっとおさらいのために。
例えば、お祭りで焼きそばを売りますといった時の儲けというと、
1個500円で焼きそばを売ると、数ぶんが売り上げになりますよね。
そこからキャベツやら、もやしやら、お肉やら、ガス代など
経費を引いた残りが儲けになるわけです。
会社員さんの場合も、
やはり所得税というのが税金がかかるもとというのは
「儲け」なんですね。
じゃ、会社員の場合、儲けってどうなるの?というと、
いわゆる年収、お給料の12カ月分と、賞与があれば賞与ですね。
その年収が、先ほどの焼きそば屋さんだったら売り上げに当たります。
そこから控除、これが経費なんですね。
ただ、会社員さんの場合って、
領収証を持って経費の精算ってしませんよね?
実はこの控除というのは、みなし経費なんです。
みなし経費って何かというと、年末調整を思い出してほしいんです。
例えば「奥さんいますか」「奥さん働いていますか」
「子どもさんいますか」みたいなところで、
1人当たりどのぐらいの経費というのを概算で認めているんですね。
これを控除といっているんです。
年収から控除額を引いた、いわゆる儲けが所得になります。
私たちは、年収と所得を時々ごちゃごちゃにして
お話をすることもあるんですが、
会社員にとって所得というのは、いわゆる儲けになって、
この儲けに対して所得税がかかってきますよということになります。
会社員さんの場合、なかなか年収、
自分の思いどおりに増やすって難しいですよね。
その中で所得税を減らそうと思うと、
控除をうまく使うということがポイントになるんです。
所得が出たところで、ここに対して税金が課税されています。
日本の税率というのは、累進課税制度って聞いたことありますよね?
この制度になっていて、所得が195万円までについては所得税は5%。
それから、195万円を超えて330万円までは10%、
その次は20%というような、こういう階段式になっているんです。
じゃ、どのぐらいなの?というと、
年収600万円ぐらい人って、実は所得って300万円ぐらいなんですね。
300万円ぐらいになると、先ほどのように階段式の税金になるので、
年間の税金って20万円ぐらいになるんです。
そうすると、年収600万円に対して3%ぐらいに過ぎませんよね。
これが所得税の仕組みです。