確定拠出年金の専門家として、ヤフー知恵袋さんにて回答をしております
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【質問】
退職後の確定拠出年金手続きについて
この度六年勤めた会社を10月20日付けで退職した、24歳未婚の女です。 その際に確定拠出年金手続きが必要と知り、そこで脱退一時金というものがあるとし
りました。
会社では、ニッセイ利率保証年金(10年保証/日々設定)に入っており 金額は37万弱あります。 ※評価損益は1万456円です。
10月21日に国民健康保険・国民年金の手続きを済ませています。 (家族の扶養になっています。) 現在は無職ですが、今後は正社員ではなくパートで働こうと考えています。
このような場合は脱退一時金を貰うことが出来ますか? もしも貰えない場合にはどのような選択肢があるのでしょうか?
詳しく教えて頂けると有り難いです。 よろしくお願いいたします。
【回答】
こんにちは、確定拠出年金の専門家
ファイナンシャルプランナーの山中伸枝と申します
脱退一時金を受け取るには、「加入資格がない」ことが第一の条件です
加入資格がないというのは
・国民年金の保険料免除者
・第三号被保険者
・お勤めの会社に確定拠出年金以外の企業年金がある方
・公務員
などです
ご質問者の場合、このどれにも当てはまらないので、脱退一時金を受け取ることができません
今年から始まった仕組みで、加入資格がある方でも、新しい掛金での積立を行わず運用のみをする「運用指図者」に対し、2年経過後に脱退を認めるルールがありますが、こちらの資産残高は25万円未満となっているので、やはりご質問者の方は当てはまりません
今後の選択肢ですが、個人型確定拠出年金に任意加入していただき、引き続き積立を継続し老後の資産形成に取り組まれるのが、ベストな方法かと思います
ご存知のとおり、確定拠出年金は節税しながら自分年金が作れるとても有利な仕組みです
このまま終わらせてしまうのはもったいないと思います
個人型確定拠出年金について、動画で分かりやすくまとめてありますのでご参考にしていただけましたら幸いです
fpsdn.net/personal401.html