確定拠出年金の専門家として、ヤフー知恵袋さんにて回答をしております
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【質問】
現在、終身保険と確定拠出年金(個人型)のどちらに入ろうか迷っています。
将来への不安からです。
確定拠出年金の場合は節税対策と将来の年金増といったメリット。
終身保険の場合は、私が死
亡した場合遺族に保険金が支払われる、払い込み期間満了後のキャッシュバリューがある。というメリットがあると考えています。
確定拠出年金は本人が死亡した場合死亡一時金が支払われるということですが、元本は戻ってくるということになるのでしょうか。
当方、現在何も持病などはありませんが、もしも私に何かあった場合や老後に備えて準備をしたいなと考えています。
アドバイスいただければと思います。
【回答】
こんにちは確定拠出年金の専門家
ファイナンシャルプランナーの山中伸枝です
まず終身保険と確定拠出年金の節税メリットですが、保険の所得控除は支払い保険料により所得控除額が決まっており、最高でも年間4万円がMAXです
一方、確定拠出年金は掛金の多寡に関わらず全額所得控除です
また確定拠出年金は受け取り時にも退職所得控除となり大きな税制優遇を受けます
終身保険を途中で解約し老後資金とする場合、一時所得となり税制優遇としては確定拠出の方がお得です
確定拠出年金の死亡一時金の件ですが、ここでの金額は元本ではなく、その時の資産残高です
運用利益が出ていればその分元本に上乗せして受取ができます
運用がどうしても心配という方であれば、保険商品など元本保証商品を選ぶという選択もあります
確定拠出年金の商品群から保険商品を選ぶと、一般で保険に加入するより税制優遇上のメリットも大きくなります
ただし終身保障と確定拠出年金はそもそもの金融商品としての役割が異なります
並列で考えるのではなく、専門家の意見も受けながら総合的に判断なさると良いかと思います