2006/5/26発行
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国際人になる!24のエピソード 第2号
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◇◆◇ 5か国語を習得する!その秘密とは・・・ ◇◆◇
こんにちは、ファイナンシャルプランナーの山中伸枝です。
ご購読ありがとうございます。
それでは、「国際人になる!24のエピソード」第2号をお届けします。
最後までよろしくお願いします。
何か国語も自由に話せたら、どんなにいいだろう?
あなたは、そんな風に考えたことはありませんか?
そんな思いとはうらはらに、
「10年以上も学校で英語を習ったのに、習得できなかった」
「苦労と挫折の連続で、語学にはいやな記憶しかないよ」
そんな方も多いかも知れませんね。
「だって、日本人だから日本語が出来れば別に困らないもん!」
なんて開き直ってみたりして・・・
私自身も英語の習得にはとても苦労しました。
恥ずかしながら、今でも十分といえるレベルではありません。
そんな私でも、やっぱり何か国語も自由に操れたらどんなに世界が広がるだろう
と未だに夢見たりするのです。
オハイオ州立大学(OSU)時代の友人で5か国語を操る素敵な女性がいました。
今回は彼女のエピソードをご紹介しましょう。
☆☆ エピソード2 ☆☆
「ねーねー、そんなに何か国語もどうやったら覚えられるの?」
「なんにもしないわ、聞くだけよ。聞くだけ!」
英語、スペイン語、イタリア語、フランス語 そして ラテン語
彼女は語学の達人です。
うらやましい~。そう思った私はある日彼女を質問攻めにしたのです。
子供のころの彼女は、いわゆる落ちこぼれだったそうです。
黒板の字を読んでもさっぱりぴんとこない、字を書いても何も頭に残らないという、かなりの困ったチャンだったみたい。
そんな彼女にある日転機が訪れます。
ひとりの先生との出会いです。
その先生は彼女の「聞く」才能に目をつけました。
その後、その先生は彼女に、
「黒板の字は見なくていい、
ノートに何も書かなくてもいい。
ただひたすら聞きなさい」
と教えたそうです。
聞くことにだけ集中できるようになった彼女は、めきめき頭角を現し、国語も算数も全て「耳」で学んだそうです。
先生は学習内容をテープに吹き込んだりして、100%彼女を応援してくれたそうです。
黒板の文字が追えない、ノートも取れないとなると、日本の学校教育の中では、すぐ取り残されてしまいそうですが、アメリカの場合、学習能力が「耳」に集中している子どもへの指導もきちんと認知されているそうです。
このように、学習方法も個性に応じて最適な方法(メソッド)を選択するというのは、メソドロジーという学問として確立されているそうです。
彼女のように「耳」の能力が飛びぬけて優れていて、他の能力が上手く使えないという人もそんなにめずらしいことではないとか。
私も彼女の話を聞いて、「そういえば、私の場合、目と耳を一緒に使うときに、理解が早いかな(若干だけど・・)」と思うようになりました。
一人でテキストを見ながら勉強するより、講義形式で先生の話を聞き、先生の表情や板書を見ることで、かなり記憶がはっきりします。
「目と耳」を使うと発揮される私の能力は、映画の気に入った場面を丸ごと記憶したり、お友達と話していたその場面をそのままイメージで残して、英語のフレーズも覚えることに役立ちます。。
例えば、レストランで一緒の方が、
“May I order for you?”
といえば、私はにっこり微笑んで
“Please do so, thank you”
食事の終わりには
“I had enough, thank you”
実はこれ全てプリティウーマンのひとコマをそのまんま真似ているだけなんですが、このフレーズを使ったら周りの人から「上品でいい言い方だよ」と褒められちゃいました。
場面ごとに覚えることのメリットは、「こういう時には、こういう言い方」というのが、経験として身につくことです。
最近はDVDでアメリカの人気ドラマ24をよく見ますが、実生活ではあまりテロリストと対決することはないので、せっかく覚えたフレーズも使うチャンスがありません・・・
次回は、幼児期からの英語教育、をご紹介します。
どうぞご期待下さい!
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※このコラムは2006年3月から2008年5月の間にメールマガジンで配信していたものです。
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