こんにちは、確定拠出年金相談ねっとの代表の山中伸枝です
個人型確定拠出年金(iDeCo)について、取材を受けることが多くなりました
以前は主に新聞媒体でしたが、最近はWEBサイトとか週刊誌のような少し「やわらかめ」の媒体からも依頼がくるようになったので、いよいよ確定拠出年金の普及期なのかな~と、しみじみうれしく思っています
さて、ここに来てちょっと気になることが・・・
銀行や大手証券会社などが、iDeCoのチラシを配りだしています
宣伝は大いに結構です
だれにとっても老後の資産形成は重要ですし、老後の資産形成にiDeCoは最も適した仕組みであることは間違いないからです
でも、iDeCoって、手数料がかかるんですよ
始めるのに3,000円位
そして月々も さらに、この手数料が窓口によって全然違う
安いところだと月100円台ですが、高いところだと月600円とか700円とか・・・
こういう情報がチラシには記載されていないのです
もちろん自分のところの手数料は開示されています(小さくね^^)
でも、その手数料が高いのか、安いのか、そのチラシをもらっただけじゃ分かりません
またチラシを手渡しされる際に、節税できてお得ですよ!とか
わずか5,000円からできますよ!とか言われてそのまま入ると、結構手数料で損してしまいます
また50代の方は要注意ですよ
掛金の拠出は60歳までで、その期間が10年に満たないと最長65歳までの据え置き期間がありますから
公務員の方は月の掛金上限が12,000円ですからね、積立期間があまりなければ掛金による節税効果も限定的です
タイムスケジュールと手数料については、しっかりチェックしたうえで判断して欲しいと思います
せっかくのiDeCoも窓口を間違うとデメリットになりますから・・・
また金融機関ごとのWEBサイトも差がありますね
正直、運用商品を比較したり、WEBサイトの使い勝手を予め確認するのはなかなか難しいのですが少なくともご案内のページがあまりにも分かりにくい金融機関はすべてにおいて分かりにくいのではないかと思います
iDeCoは基本ネットで完結していきますので、これまでネット証券とうか馴染みのない方には結構シンドイかもしれません
正直、iDeCoを始めるにはハードルもいくつかあります
でも、あきらめないで欲しいな~
大変な時はファイナンシャルプランナーにご相談ください
しっかりフォローします^^
ご相談の前に、まずはこちらから(笑)ど素人が始めるiDeCoのの本