会社員・公務員はiDeCoハラスメントに負けないで!

こんにちは、確定拠出年金相談ねっと代表の山中伸枝です。

 

最近多いご相談です。

iDeCoに申し込みをしたいんだけど、職場で書類に判を押してもらえるかどうか心配

iDeCoの書類を上長に持って言ったら、「投資なんかしていないでもっと仕事しろ」と嫌味を言われた

職場にだれもiDeCoのことを知る人がおらず、まだ書類のハンコがもらえていない

 

これ、iDeCoハラスメントですね^^;

とっても残念ですが、これらのことは実は今はじまったことではありません。以前から同様のことがありました。

しかし、来年1月からiDeCoの加入対象者が増えることなどあり、金融機関等で宣伝が増えたことでiDeCoを希望者が増え、したがってiDeCoハラスメントでイヤな想いをする方も増えています。

 

そうですね、会社から書類をもらうって結構ハードルが高いと感じる人も多いですよね。

隣の部署は別会社っていう雰囲気の会社もあるでしょう。

 

でも、iDeCoをするって悪い事ではありません。むしろしっかり自分自身の将来と向き合っているとてもしっかりした考えの持ち主ということですから、ぜひ胸をはって会社と交渉してくださいね。

 

通常、iDeCoの書類をお願いするところは人事や総務といった部署になるかと思います。

ただし、公務員さんの場合はさらにまた複雑なようですからこちらのコラムを参照してください。

公務員がiDeCoを始める時の職場への手続きについて

 

もし職場の理解が低いようであれば、こちらを担当の方に見せてあげてください。

厚生労働省のiDeCoチラシです iDeCoチラシ

 

iDeCoで将来のために資産形成を始めようと思ったあなたの決断は100%正しいです。

前向きな同僚の方を誘って、iDeCo勉強会を開き少しずつ理解者を増やしていけるといいですね。

こちらの書籍もお役に立てれば幸いです

ど素人が始めるiDeCoの本

ど素人が始めるiDeCo (個人型確定拠出年金) の本

 

関連記事

会社からの退職金がある人のiDeCoの運営管理機関選び
こんにちは、確定拠出年金相談ねっと 代表の山中伸枝です。   2017月4月22日付日経新聞のMoney&Investmentの記事はいいですね。シェアしますね。 「退職金、全額一括に利点」   会社員の場合、お勤めの会社から定年になると退職金の提示があります。 大手企業だと結構な額になりますね。   退職一時金……
iDeCoの税制優遇は結局所得の高い人がより得する仕組みでしょ?
こんにちは、確定拠出年金相談ねっと 代表の山中伸枝です。   iDeCoのセミナーをあちこちでさせていただいている中で感じることは、税制優遇が強調され過ぎるあまり誤解されているなってことです。   例えば、掛金拠出の際の「所得控除」。 所得から掛金全額を「経費」として差し引くので、その分所得税、住民税が安くなるのですが、「それっ……
Financial Advier 9月号に記事が掲載されました
近代セールス社発行のFinancial Advier 9月号ワイド特集 「個人型の加入対象者拡大DCを活かした老後資金アドバイス」に記事が掲載されました〈加入対象者別〉どんな切り口でDCのメリットを説明するとよいかを担当しました ……
DC法改正は100人以下の会社にプレッシャーをかける
まだほとんど報道されていませんが、今回のDC法改正に盛り込まれた内容で「小規模事業主掛金納付制度」というものがありますこれは100人以下の事業所が対象で、従業員にとっては大きなメリットとなりそうですが、事業主にとっては相当のプレッシャーになる可能性があります その概要はこうですこれまで、今回対象となる100人以下の会社にお勤めで企業年金がない(厚生……