こんにちは、確定拠出年金相談ねっと 代表の山中伸枝です。
金融庁の森長官のお話がとても素晴らしいのでシェアしたいと思います。金融庁と言っても難しい言葉を使っているわけではなく、いたってシンプルで読みやすい内容なのでぜひご一読ください。こちら
どうでしたか?
消費者としての立場で読んでみても、資産形成における運用商品選びの心得がとてもよく分かるし、金融に携わる立場で読んでみると、非常に全うで商品販売を行わない独立系FPとしても、とても勇気づけられる内容です。
この講演を踏まえてQUICK資産運用研究所が金融庁が定めた基準に沿って来年から始まる積立NISAの対象となる投資信託を推定し、発表しています。このセレクションはiDeCoの運用商品選び、運営管理機関選びにも参考になると思いますのでご紹介します。「積立NISA、金融庁基準に適うアクティブ投信はわずか5本…森長官の講演が話題 (2017/04/13)」
インデックス型の投資信託 50本はこちら
アクティブ型はこちら
上記を踏まえて、これらのファンドを組み入れているiDeCoの運営管理機関を少し調べてみました。といってもすべての運営管理機関を調べたわけではなく、口座管理手数料をユーザーフレンドリーに安くしている上位運営管理機関を中心に調べたので、ご承知おきください。
私が見た限りですが、SBI証券と楽天証券が上記ファンドをもっとも組み入れていました。
確定拠出年金の専用ファンドになっていたりすると、若干内容が異なるとのことですが、金融庁のスクリーニングにあった商品を入れているということは、その姿勢がより真摯であるという表れだとも思いますので、参考にしていただけると幸いです。
SBI証券には、
・ニッセイ225インデックス
・ifree8資産バランス
・SBI資産設計オープン
・ひふみ投信
が入っています。同じ物か判断できませんでしたが、eMAXISバランスもあります。
楽天証券には、
・たわらノーロード先進国株式
・たわらノーロード日経225
・セゾンバンガードグローバルバランスファンド
・セゾン資産形成の達人ファンド
があります。先ほどと同様、同じものか判断できませんでしたが、三井住友DC年金バランスもあります。
個人的には長期で積立運用をするiDeCoは、バランスファンドの貢献が最も期待できるのではないかと考えているので、手数料面でも業界をけん引するこの2社のセレクションは非常に素晴らしいと思います。