ファイナンシャルプランナー林 智慮

2019年 03月 19日

iDeCoのイリョク

早朝にサイトを開いたら既にご訪問者様が!

ご覧いただきありがとうございます!

 

花粉が辛い確定拠出年金相談ねっと認定FP林です。

 

3月も後半になり、桃の花の鮮やかなピンクを見ると華やかな気持ちになりますね。

入学試験も国立大学の後期日程の合格発表を残すのみになりました。

進学・就職と、新しい環境にワクワクドキドキの方も多くいらっしゃると思います。

思い通りの結果が出せた方、思い描く結果が出せなかった方、様々ですが、それぞれ得られるものがあります。まだ人生の途中、さらに先の目標に向けてそれぞれ進路が決定してきました。

入学金の振り込みや学費の口座振替の手続き、お子様名義の通帳の準備など、今の時期の金融機関の窓口は賑やかです。

スマホで支払いも出来る時代ですが、atmの使い方をお子様に教えている親御様の姿も見られます。

ところで・・・

老後資金を早くから、お得に準備しておきましょう。

 

銀行の窓口カウンターの横のblackBoardに目をやると、「不足する老後資金を早くから、お得に準備しておきましょう。」と書いてありました。

『個人年金保険』の紹介です。

銀行で個人年金保険の販売はできます。

こちらの銀行でも、今にお得で老後資金作りが出来る制度の「iDeCo」を扱っているのですが、iDeCoの宣伝は見当たらない。

日を変えて訪れれば、そのblackBoardにiDeCoの文字が見られるのかもしれませんが。

 

個人年金保険の何がお得か、掛金が「生命保険料控除」出来るので節税になるということです。

しかし、個人年金保険は所得控除が出来るのには限度額があります。

どれだけ保険料を支払っても、

所得税の場合  旧制度の保険で5万円、新制度で4万円 

住民税の場合  旧制度で3万5千円、新制度で2万8千円 

までしか控除出来ません。

一般生命保険や介護医療保険との合計しても、最大、

所得税  12万円

住民税   7万円

までしか控除出来ません。

 

でも、iDeCo は、掛金全額所得控除されます。(職種や会社の退職金制度により、毎月の掛金に上限はあります。)

公的年金の上乗せのものなので、社会保険料と同じ扱いになります。

万が一の時は、iDeCo口座の資産は遺族に支払われます。

 

でも、iDeCoって加入したらずっと掛け金を払い続けなくてはいけないのでしょう?

 

個人年金保険は中途解約出来ます。元本割れしますが、解約して使えるお金を作る事は出来ます。

一方、iDeCoに掛けたお金は原則60歳まで(加入開始により65歳まで)引き出すことは出来ません。

でも、年に一回、掛金の変更が出来ますし、一時的に拠出を止めて運用指図者となることも出来ます。

ただ、掛金を拠出しないと「加入期間」とされないため、その分、受け取りの時の退職所得控除額が少なくなります。

なので、最低金額の5,000円でも続けたいところですが、やむをえない場合そのような対処が出来ます。

そして、解約できないところは、確実に老後資金として準備出来ると言えます。

60過ぎて引き出せるまで「老後資金が守られる」ってことです。

 

生き方を選び作るのは自分次第

 

iDeCoは、公的年金に上乗せする制度です。

よって、公的年金加入者であればiDeCoの加入は可能です。

高校卒業後に進学する人は、20歳になって国民年金に加入し年金保険料を支払えばiDeCoに加入出来ますが、学生納付特例制度を利用する場合は加入出来ません。

就職する場合は厚生年金に加入するので、20歳前でも加入出来ます。その際、会社の退職金制度により加入出来ない場合もありますので、加入出来るか否かは会社に確認して下さい。

 

収入の置き場所やその配分を決めるのは、就職してすぐには難しいかもしれませんが、ある程度慣れてきたら「早めに」「少額から」資産形成をしましょう。

老後に大きなお金が必要でも、早くから長期間で準備すれば毎月の掛金は少しで済みます。

少しずつ将来の自分に仕送りしましょう。

 

 

節目の春。

思い通りの結果が出せた方、思い描く結果が出せなかった方、様々ですが、それぞれ得られるものがあります。

まだ人生の途中。少し遠回りしても、それも大切な経験。

さらに先の目標に向けて歩んで行くために必要な経験です。

良い生き方を選び作るのは自分次第です。

そのための資金を準備しておくのも自分次第ですよ。

 

 

 


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