確定拠出年金相談ねっと認定FP林です。
1月25日、セミナー開催しました。
ご参加される方々は、ただiDeCoが何か知りたいだけではなく、それぞれ目的を持って参加されてます。
お役に立てることを出来るだけ持ち帰って戴けるよう、その目的に沿ったお話しをさせて戴いております。
今回は、お金の使い方と運用について知りたいとのリクエストを戴きました。
投資するときは『良くわからないものには投資をしない』のが原則です。
理解しているものであれば何かの時に早めに自分で対処でき、損失を抑えることが出来ます。
そして、投資に使って良いお金とそうで無いお金。目的に合わせて、どの金融商品(銀行定期預金も含めて)にお金を振り分けるか考えましょう。
低金利の今、借り入れして投資して利ざやを稼ぐも一つの考えですが、利益を得られるのはあくまでも投資で得られる金額が借り入れの利率を上回った場合です。
投資は余剰資金で。
では、iDeCoやつみたてNISAってどうなの?良くわからないから手を出さなくて良い?
どちらも運用益非課税、iDeCoについては掛金全額所得控除。何かにつけて課税する日本で、税金を軽減するのはそれなりに理由があるのです。
金融庁(iDeCoは厚生労働省も)が、iDeCoは老後の資産形成のため、つみたてNISAは投資を知らない国民が資産形成出来るようbackupしている制度です。
対象の商品は、金融機関も手数料を出来るだけ抑えています。つまり、金融機関の利益は他の投資信託に比べ少ないのです。
国は税収が減る、金融機関も利益が少ない。誰が得をするのでしょう?加入した国民です。
iDeCoやつみたてNISAは、投資信託(つみたてNISAはETF(上場投信))による運用です。
確かに直線的に利益が上がっていくものではありませんし、株価の変動に影響されることはあります。
そこを「危険」だからと避けるのも一つの考えかもしれません。
しかし、老後資金が不足する可能性が大きい今、許容出来るリスクを取れるところは取ってリターンを狙い、出来るだけ資産を増やしていくことも一つの考えです。
そして、知識は自分の財産になります。
つみたてNISAは、100円から出来る証券会社もありますし、途中で止めることも出来ますので、先ず少額から始められてみてはいかがでしょうか。
最後に、
「皆さん、なさってますよ」と言われると、「あの人もやって得しているなら、自分だってやろう」と、何の抵抗もなく始めてしまう方が多いです。
◯◯さんも買ったから・・と勧めてきても、それが自分に必要なものでなければ買う必要などありません。
次回のセミナーは2月は22日19時~を予定しています。
後日お知らせ致します。