新型コロナウイルス騒動でマスク、トイレットペーパーに気を取られていたら、株価が恐ろしいことに・・
FP相談ねっと林です。
こちらも恐ろしい話題です。
予防接種は、予めワクチンを接種して免疫をつけておくことで、感染した時に症状が軽く済んだり、感染の広がりを防いだりするものです。
かつて、予防接種は集団で行われていましたし、接種は「義務」でした。
小学校の入学前検診や、入学後も授業中にクラスごとに呼び出されて集団で予防接種を受けた記憶がある方もいらっしゃるのでは。
感染症の発症は少なくなってきましたが、その一方で副反応による健康被害がありました。
(遙か昔、私も小学校の入学前検診時の予防接種直後、気分が悪くなって保健室で休んだ記憶があります。)
死亡したり、心身に健康被害が残ったりと問題がおきたため、予防接種による健康被害を受けた場合に、国による救済制度が出来ました。
そして、接種も、親が義務と健康被害のリスクで接種の判断をする個別接種になりました。
ところが、集団接種の問題はそれだけではなかったのです。
同じ注射器を使い回しすることで、注射器を介して肝炎ウイルスが広がってしまいました。
その被害を受けた方(感染しているかどうかは、血液検査で分かります。)に、国から給付金の支給があります。
昭和23年7月~63年1月27日に集団接種を受けた方が対象です。
国を相手に国家賠償責任訴訟を起こします。手引きは厚生労働省のHPにありますし、弁護士に頼むことも出来ます(費用は発生します。)
該当してても、自分から言い出さなければ、何もありませんし制度は使えません。