制度や仕組みを、
知っていれば【貯められる】、知っていれば【殖やせる】、知っていれば【騙されない】
FP相談ねっと林です。
ファイナンシャルフィールドに掲載されました。
『どうしよう…子どもがスマホゲームで高額課金! 取り消しは可能なの?』
未成年には未成年取消権があり、親の同意を得ずに契約した場合、原則として取り消すことができるとされています。
課金を行ったアカウントからプラットフォーム事業者へ、未成年による課金であることを申し出ましょう。ただし、親名義のスマホや親のアカウントでオンラインゲームをしている場合、親が課金を認めたとされ取り消しが難しい場合があります。
プラットホーム事業者で認められない場合は、ゲーム提供会社に問い合わせてみましょう。子どもが勝手にやったことの証明がされないと、取り消しは難しいです。188(消費者ホットライン)へ相談しましょう。
(出典 国民生活センター 未成年の子どもがスマホゲームで高額課金してしまった!(2021年10月8日公表)
ゲームそのものにハマってしまうだけでなく、勝つためのアイテムや、レアアイテムが出るまでガチャを回す。勝ちたい、自慢したいがために、とにかくアイテム欲しさに課金してしまうのですね。
課金の仕組みを知らなくてお金を使っている認識が無いまま課金してしまう子の他、お金を使っていることが分かっているから、怒られないように親にバレないよう隠蔽工作する子もいます。
親子でルール作りをしましょう。そして、自らを制することが難しいうちは、放置して勝手に使わせるのはやめましょう。親のスマホ(古いものも)や親のアカウントを使わせないこと。
コロナ感染症の影響で学ぶ事が止まらないよう、子ども1人に1台のタブレット端末を配付されています。インターネットが身近な状態です。
子どもにとって良い環境へも、悪い環境へもインターネットで簡単に繋がることが出来ます。どんな罠にはまってしまうか分かりません。学ぶ為の道具によって、学びが妨げられてしまうのは本末転倒です。
フィルタリングやペアレンタルコントロールで、インターネットのとのつきあい方を、子どもに徐々に学ばせることをしていきましょう。
総務省 上手にインターネットと付き合おう