林 智慮

【メディア実績】ファイナンシャルフィールド『【パート・アルバイトの方必見!】社会保険の加入拡大により、扶養内の働き方はどうなる?』

制度や仕組みを、

知っていれば【貯められる】、知っていれば【殖やせる】、知っていれば【騙されない】

FP相談ねっと林です。


ファイナンシャルフィールドで公開されています。

ファイナンシャルフィールド【パート・アルバイトの方必見!】社会保険の加入拡大により、扶養内の働き方はどうなる?

現在500人規模の適用が、2022年10月に100人超規模の企業まで適用、2024年10月に50人規模の企業まで適用と、会社の規模が小さくても社会保険に加入となってきます。

でも、これ、従業員からすれば、メリット一杯の公的保険に加入出来るってことです。

厚生年金に加入すれば事業者が半分負担してくれます。令和2年度国民年金保険料16540円ですが、厚生年金加入で月額88000円の場合、従業員負担額6996円(令和2年9月以降)となり実質負担が減ります。これまでより安い保険料の支払いなのに、受け取る時は厚生年金がもれなく上乗せされます。

受け取る給料・期間により厚生年金額は変わりますが、例えば月額給与88000円で1ヶ月でも加入したら88000×0.005481約480円の年金が増えます。1年働いたら5760円年金が増えます。月額報酬88000円の場合厚生年金保険料が月6996円ですが、受け取る年金が480円増え、14.5➝約15年でモトが取れる計算です。

補足:2019年にファイナンシャルフィールドに掲載された記事、
『55歳専業主婦。今さら、厚生年金に入ってもムダですか?』にも同様の内容を書いています。
当時の厚生年金保険料は、月額88000円で従業員負担分が8052円。モトを取るのに16.8➝約17年かかりました。

扶養の範囲内で保険料を払って無かった場合は、保険料が増えることに躊躇するかもしれません。しかし、支払い以上のメリットが得られれば良いのではありませんか。
それ以上に、万が一の時の障害年金3級、障害一時金は厚生年金の制度ですし、厚生年金とセットで加入する健康保険や組合には、病気で働けなくなった時に出る傷病手当金の制度もあります。



ところで、


厚生労働省保に、今回の改正を分かり易くまとめた「社会保険適用拡大特設サイト」が開設されました。

「あんしん招き猫」の猫さんが、今回の適用拡大の影響を受けるパート、アルバイト、扶養内で働いている方に、適用されるとどのように影響が出るかを、動画で分かり易く解説してくれます。
(猫の日の2月22日に間に合うよう(かどうかは分かりませんが)、2月19日に厚労省HPに掲載されてました。)

また、保険料や受け取る年金額の目安が書かれたパンフレットもあります。

ファイナンシャルフィールド【パート・アルバイトの方必見!】社会保険の加入拡大により、扶養内の働き方はどうなる?と併せて、ご参考になさって下さい。


関連記事

【メディア掲載】ファイナンシャルフィールド 「貯蓄から投資へ」だけど忙しくて出来ない・・どうしたらいい?
確定拠出年金相談ねっと認定FP林です。   ファイナンシャルフィールドに記事が掲載されています。 ファイナンシャルフィールド 「貯蓄から投資へ」だけど忙しくて出来ない・・どうしたらいい?   銀行定期では殖やせない時代。投資をするのが良いと分かっているけれど、そこに考えを向けられない。 どうしたらいい? その解決方法の一つと……
【メディア実績】ファイナンシャルフィールド『密かに給与から引かれている雇用保険料。知っているようで知らない雇用保険の話』
確定拠出年金相談ねっと認定FP林です。   会社員が給与から天引きされている公的保険といえば、厚生年金保険料・健康保険保険料です。 会社が半分だしてくれているのですが、金額が大きいですね。 でも、金額が僅か給与の0.3~0.4%(職種によります)、こっそり差し引かれている公的保険があります。 月額20万円の給与ならば600円。 失業保険……
【メディア実績】ファイナンシャルフィールド『「夫が、25年払えば年金はもらえるから、これ以上払ったって損だからって言うのです。」本当?嘘?』
確定拠出年金相談ねっと認定FP林です。   平成29年8月1日から、老齢年金を受け取るのに必要な資格期間が10年になりました。 (資格期間とは、保険料納付済み期間と免除の期間、そして合算対象期間を合計した期間です。) それまでは、資格期間は25年必要でした。 25年の資格期間が必要だったのが10年になったってことは、長く掛けている人は損?……
一目で分かる!厚生労働省のリーフレット【生活を支えるための支援】
FP相談ねっと林です。 新型コロナウイルス感染症により、業務や生活に影響を受けられているのではないでしょうか。   各省がHPを随時更新していますが、5月1日に 厚生労働省がリーフレット「生活を支えるための支援のご案内」を掲載しました。 各省それぞれで対応している支援が、これ一つで分かります!   ・お金(生活費や事業資金)……