ついに・・キタ~~~ !!
年金の先延ばしが懸念されていましたが、
2018年1月17日政府は、
年金の受取年齢を70歳を超えてからでも
選択できる方向で検討し始めました。
おはようございます。
世界一身近なファイナンシャルプランナー
寺門美和子です!
昨日のニュースをみて、驚かれた方も多いと思います。
中には「支給は70歳を過ぎてからに決定」と
勘違いされている人もいるのでは!?
このようなニュースは、人々の不安を増長させ、
都市伝説を作りかねないので、
しっかりと正しい情報をキャッチしてくださいね。
自民党に示した高齢対策見直し案
公的年金の受給年齢は、現在原則65歳ですが、
前倒しで60歳~、
また後送りで70歳までに受け取れる事も可能です。
今回の見直し案では、政府はさらにこの年齢を遅らせ、
70歳を越えてからでも受取りができるように、
選択幅を広げようということらしいのです。
ご存知の方も多いと思いますが、
現在65歳を起点に、それ前に受け取った場合と、
それ以降に受取った場合とでは支給額が異なります。
当然、遅らせた方が多いのですが、
70歳を超えた場合は、更にその支給額を増加させますよ、、
というのが、政府の意向の様です。
受給年齢でどれ位支給額が違うの?
昨晩のTVでは、こんな表で説明してました。
現在の65歳の人の国民年金満額の支給額が約64,900円。
これを60歳から受け取るとすると、約45,500円となります。
一月の差額は19,400円。
しかし、前倒しで受給することで、
一年間に232,800円 × 5年 =1,164,000円受給できます。
尚、前倒しは「一か月 0.5%減」というルールがあり、
最短で60歳から受給できます。
それでは、70歳で受取った場合はどうなるのでしょうか。
受給額は約99,200円。
65歳で受け取ると、一月辺り34,300円少なくなります。
しかし、
34,300 × 12 =411,600 × 5年 =2,058,000円
5年間でこれだけの金額が受給できます。
尚、後送りは 「一月0.7%増」というルールがあり、
最長で現在は70歳まで引き延ばせます。
今回の改正案で70歳より遅らせたなら、更に増額を検討しているそうです。
皆さんなら、何歳で受取りますか?
いくつまで生きるかわかれば・・・答えは早いのですが (^_^;)
街頭インタビュー 働く人たちはいつから年金を受け取りたい?
街頭インタビューで、アンケートを行ったところ、
上記の様な結果がでたようです。
なかには、
「5%減ってもいいからもっと前からもらいたい」(笑)と
60歳以前を選んだ人もいました。
長生きする気がしないそうです。
65歳を起点に前倒しの人と、後送りの人が丁度半々でしたが
中には・・・
「政府が、高齢になっても働ける環境を作ってくらたら遅くても良い」
という、条件をつけている人もいました。
その通りですね。賛成です!
年金だけではない『働き方改革』を考えよう
TVをみながら「私だったらどうするかな?」と考えていました。
現在のライフプランは、65歳の受給で組んでいますが、
多分後ろにずらして行きますね。
子供がいない私はやはり『長生きリスク』を考えています。
80歳位までは、働いて収入を得たいですね。
しかし、それ以降は健康の保証が減るでしょう。
今のライフプランだと、95歳を超えると・・
厳しいのですね、生活が(笑)
寿命は自分でコントロールができないので、
終身受給できる公的年金はありがたい!!
できたら・・働けなくなったら沢山頂きたいw
これが本音です (#^.^#)
前記したように、
インタビューで条件出した人がいましたが、
やはりこれからの時代は『働き方改革』が
必要だと思います。
日本より先に長寿社会が訪れた韓国では、
高齢者が宅配業を行っていて「安くて・丁寧」と評判が良いとか。
アプリを使って仕事を受け、移動には地下鉄の無料パスを使うので、
コスパがとても良いそうなんです。
日本でも、アマゾンの倉庫の前に、多くの高齢者が待機して、
リュックで宅配してくれる日が来るかもしれませんね。
年金の受給の先送りと共に、
高齢者が当たり前に働けるインフラ整備をして頂きたいです。
自分は・・・政府が取組まなくても、
『働くシルバー女子』を目指し♡
そんなモデルになって行きたいと思っております。
🌺 世界一身近なファイナンシャルプランナー 🌺
確定拠出年金相談ねっと認定FP
寺門 美和子
趣味:HULA タヒチアン
お肉好きは長生きなんですって~
私はやっぱり長生きかな?
ローリーズのローストビーフ最高♪
■連載執筆
・東洋経済オンライン
・ファイナンシャルフィールド
・シグマル
・会員制投資サイト(非公開)
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