共働き家計のゆとりを増やす専門家
保険を売らないFP&公的保険アドバイザーの塚越菜々子です。
お金のことについて考えるときは、「どうやって節約したらいいか」や「どうやってお金を増やしたらいいか」など、新しいことを始めないといけないと思っていることも多いかもしれません。
でも実は、一番初めにしてほしいのは「今の状態を知る」こと。
新しい保険に加入したり、解約したりを検討する前に「どんなものに加入しているのか、その仕組みはどうなっているか」をよく理解しておくことが何より大事です。
誰もが当たり前のように加入しているのに、実はよくわかっていない公的保険も同様です。
公的保険は、私達の「人生のリスク」に対して生活が困窮しないように守ってくれる国の保険です。
会社員も自営業も、そして扶養内のパートでも専業主婦でも公的保険に加入しています。
その保険料はお給料や家計からきちんと支払いをしているはずです。
それなのにそのお金で「どんなリスクを防げるのか」を知らないということはありませんか?
公的保険を知ることで民間保険や老後資金、今の貯金の考え方が明確になります。
とはいえ、学校で学ぶこともありませんし、言葉は難しくなかなか自分で情報を手に入れるのは難しいですね。
少しでもわかりやすく、自分に関係ある情報だと思えるようにお伝えしていきたいと思っています。
公的保険アドバイザー協会の「よくわかる!公的保険の教科書」では、年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)、健康保険、介護保険、雇用保険、労災保険について勉強することができます。
健康保険に関して気になる3つのテーマ
健康保険に関して、私たちの木になるテーマを3つ寄稿させていただきました。
働き方などによって異なる健康保険制度
誰にでも病気やケガのリスクがある中で、すべての人が平等に医療のサービスを受けられるようにと定められた制度が「健康保険」です。収入が少ないからといって、医療サービスが受けられないということが無いように「全国民は健康保険制度に加入する」と決められています。しかし、実は働き方やそれぞれの状況に応じて、加入する制度が3種類あり、どんな健康保険制度に加入するかにより、受けられる給付にも違いがあるのです。
続きはこちらから→siaa.or.jp/knowledge/cate3-01
病気やけがの治療費が高額になった場合の払い戻し
病気やけがをして病院にかかる場合、病院や薬局の窓口で保険証を提示することで、一部負担金で治療を受けることができます。また、1ヶ月の医療費の自己負担の金額が一定額を超えた場合は超えた金額が払い戻されます。この制度のことを「高額療養費制度」といいます。年齢や収入に応じて本人が払う医療費の上限が決められており、治療費の負担を軽減することができます。
続きはこちらから→siaa.or.jp/knowledge/cate3-02
病気などで働けなくなった時に受給できるお金
病気などで働けなくなり収入が減るかもしれないという不安は誰もが抱えています。それに備えて、貯金をしたり収入減に備える民間保険に加入しているかもしれません。しかし、健康保険に加入している場合は傷病手当金を受給でき、休業した場合の補償を受けられる場合があります。
続きはこちらから→siaa.or.jp/knowledge/cate3-03
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