塚越 菜々子

【ジュニアNISA】飛びつく前に要チェック!

2016年からスタートしたジュニアNISAですが、2023年末で制度が終了することになっています。
利用が進まなかった理由のひとつでもある「18歳までの払い出し制限」が撤廃されることになりました。

それに伴い、制度終了が決まってからのほうが注目が高まっているようです。
未成年の子供がいれば、子ども1人当たり年80万円の非課税枠が利用できますから、上手に使うと効率よく資産を増やしていくことができます。

ですが、駆け込み需要ともいえるようなご相談が増え、お話を聞いていると「ちょっと待った!」と言いたくなるようなケースもお見受けしました。

子どもの教育費を貯めるのに、貯金じゃ増えないし保険も今さら加入したくない。
どうやら子どものNISAでお金が増えるらしい?
でももう終わっちゃう!?
急がなきゃ!

・・・なんて思っていませんか?

おすすめではあるけれど▼こんな注意点を踏まえないと危ないかもしれませんよ~!

焦りだけでよくわからずに始めると、思わぬ損が起きてしまうかもしれません。
慌てずに、投資の基本・制度の決まりをよく確認して、自分が上手に使えそうなら制度を利用するという順番を忘れないようにしてくださいね。

関連記事

家計簿をつけるなら押さえておきたい7つのポイント
いまよりもっとお金を貯めたい!家計が今のままでいいか心配・・・そんなときにぜひ取り組みたいことの一つが「家計簿」一度はつけたことがあるかもしれません。 ただし、個別の相談にお越しになって「家計簿をつけている」という方からお話を聞くと、つけては いるけど効果的ではなかったり、つけているだけになって一向に家計の改善ができていない・・・ということは少なくあ……
注意!こんな人は遺族年金受け取れない
年金と言えば老後のものだと思われがちで、とかく「払い損」「逃げ切り世代」など間違った情報が流布しています。ですが、そもそも年金は「保険」老後のための貯金ではありません。老後になるまでの間に、万が一遺族になったときの「遺族年金」という頼もしい機能も付いています。民間保険は国の公的保険(遺族年金)で不足する部分を補完するために個々で準備するもの。ということは、……
パートで副業・ダブルワーク、扶養でいられる?
パートをしているけれど、今の勤務先ではこれ以上時間を増やせないから他で働きたい。パート以外にも自分でしている仕事があるけれどそれでも扶養でいられる?そんなご相談をいただくこともあります。 扶養と言えば「103万」「130万」っていうけれど、副業をしているときはどうなるか、そもそも扶養でいられるのか。複数で働いているときの扶養について確認しておきましょ……
どうなる?保険金等を受け取ったときの税金
保険を受け取ったときに確定申告が必要と書いてあった!え?税金が掛かるの?そんなの聞いてないんだけど?入院してお金を受け取ったけど、これって税金がかかるの・・・?入院もしなかったコロナの自宅療養の保険はどうしたらいい? 保険の受け取りには、税金がかったり・かからなかったりいろいろです。保険はそんなに頻繁に受け取るものでもないので、戸惑ってしまうかもしれ……