塚越 菜々子

【ジュニアNISA】飛びつく前に要チェック!

2016年からスタートしたジュニアNISAですが、2023年末で制度が終了することになっています。
利用が進まなかった理由のひとつでもある「18歳までの払い出し制限」が撤廃されることになりました。

それに伴い、制度終了が決まってからのほうが注目が高まっているようです。
未成年の子供がいれば、子ども1人当たり年80万円の非課税枠が利用できますから、上手に使うと効率よく資産を増やしていくことができます。

ですが、駆け込み需要ともいえるようなご相談が増え、お話を聞いていると「ちょっと待った!」と言いたくなるようなケースもお見受けしました。

子どもの教育費を貯めるのに、貯金じゃ増えないし保険も今さら加入したくない。
どうやら子どものNISAでお金が増えるらしい?
でももう終わっちゃう!?
急がなきゃ!

・・・なんて思っていませんか?

おすすめではあるけれど▼こんな注意点を踏まえないと危ないかもしれませんよ~!

焦りだけでよくわからずに始めると、思わぬ損が起きてしまうかもしれません。
慌てずに、投資の基本・制度の決まりをよく確認して、自分が上手に使えそうなら制度を利用するという順番を忘れないようにしてくださいね。

関連記事

がん保険は必要?がん保険が不要な人どんな人?
世の中には色々な保険がありますが、「がん」という一つの病気に特化した保険は珍しいですよね。 がんは日々生まれ変わる私たちの細胞が変異してできるものだそう。細胞が生まれ変わる回数(つまり生きている時間)が長くなればなるほどガンにかかる可能性は上がっています。 二人に一人はがんになるという情報も目にするし、実際に程度の差こそあれ身近な人でもがんにか……
【手取りは増えた?】扶養を外れた3人の事例
「106万円の壁撤廃」などのニュースを目にすることが増えてきました。106万円の壁に限らず、扶養の制度がこれからどんどん変わっていくことが検討されているなか、これからの働き方をどうしようか迷っているかもしれません。 この動画では、扶養を外れた3人の実例を通じて、扶養内で働くことの限界や、扶養を外れることのメリットについて解説しています。 年収の……
どっちがお得?退職後の健康保険・国保or任意継続を試算
会社を退職すると、今まで会社の給料から支払っていた健康保険はこれからは自分で支払わなくてはいけません。これまでは自分で手続きをしたり、比較をしたりすることなく決められたものを支払っていたかもしれませんが、これからはいくつかの選択肢の中から自分で選ぶ必要があります。よく調べずに選んでしまうと大きな損をしてしまうかも!? それぞれの状況によって選べる選択……
【勘違い注意!】扶養内の103万円を超えたらダメ!な人4選
扶養内で働くなら「130万円が一番お得!」だなんて情報を鵜呑みにしてはいませんか?だとしたら、ちょっと注意が必要かもしれません。 扶養と言えば103万、106万、130万、150万、201万などとにかくいろいろな基準があり、混乱してしまいがち。確かに一般的には「社会保険の扶養でいられる130万円」を意識して働けばいいこともありますが、全員がそれでいい……