野原 亮

アフターコロナの「再増税」を乗り切ろう!キャッシュレス決済を紐づける「マイナポイントの申込み」スタート!

こんにちは、FP相談ねっと認定FP、0円投資マスターの野原です。

6月末でキャッシュレス決済によるポイント還元が終了してしまいました。

キャッシュレス決済を利用する店舗によっては、2~5%のポイント還元を受けられたキャンペーンで、消費税増税による消費の冷え込みを下支えしてくれるキャンペーンだっただけに、本当に残念ですね。

「消費に対する罰金」ともいえる消費税

日本は世界に先駆け、コロナショックより前に、消費税増税によって景気が落ち込んでいましたから、もっと続いてほしかったのが本音です。

消費税は「消費に対する税金」ですから、収入が低い人ほど大変な税金なんですよね。

所得が少ない人ほど、家計に占める消費の割合が高くなる傾向にあります。

年間収入階級別の1世帯当たり消費税負担額と消費減税の影響

※東京財団政策研究所WEBサイト「緊急共同論考―社会保障を危うくさせる消費税減税に反対」より

(赤枠)年収200万円未満 → 消費税の負担額10万円 5%(対200万円)
(青枠)年収1500万円以上 → 消費税の負担額49.6万円 3.3%(対1,500万円)

またこちらのサイトでは、年収に対して消費税の負担割合がどれくらいのインパクトになるのか、もっと視覚的にわかりやすく図説されています。

※日本経済新聞 消費税、図解カイセツ あなたの負担は?

本来であれば、コロナショックによる過度な消費の落ち込みを早期に回復させるためにも、「消費税減税」に向かってもおかしくないはずですが、現実は厳しいようです。

そこで、新たな消費活性化策としての「マイナポイント」の登場です。
本日より、いよいよその「マイナポイントの申込」がスタートします。

マイナポイントのメリット

マイナポイントの申込みをし、キャッシュレス決済を利用すると、1人あたり25%還元で上限5,000円分をもらえちゃう、期間限定・先着順のキャンペーンになっています。

1人2万円使うと、25%が5,000円ですから、4人家族なら20,000円分になります。

マイナポイントが付与されるのは、9月から今年度2021年3月末までです。
マイナンバーカードを取得し、かつ、マイキーIDを設定した、先着4,000万人が対象ということになっています。

マイナンバーカード発行枚数は、全人口に対して16.8%の約2135万枚(※2020年6月1日現在)です。

4000万枚まで、半分を超えてますので、ご興味あるかたは早めに申込みましょう。

マイナポイント申込みの流れ

流れを簡単にご紹介します。

いまできること

●マイナンバーカードの発行

●マイナポイントの予約(マイキーID設定)

●マイナポイントの申込み(1人1サービスでキャッシュレス決済方法を登録)

9月から来年2021年3月末まで

●キャッシュレス決済の利用(チャージorお買い物)

●マイナポイント付与(選択したキャッシュレス決済方法のポイントで付与)

という流れになります。

マイナンバーカードを持っている方

まずはマイナポイントの予約です。
予約までいけば、先着順に入れますので、その後の申込み(キャッシュレス決済の選択)はじっくり考えてみてください。

マイナンバーカードを持っていないかた

まずマイナンバーカードを作ってからになります。
マイナンバーカードの発行には1ヶ月くらいかかりますが、7月からはさらにかかってしまう可能性があります。
ご家族の分も忘れずに、発行されると良いでしょう。

各種お手続き方法

マイナンバーカードの取得

マイナポイントの予約・申込

マイナポイント手続きスポット検索

対象となるキャッシュレス決済サービス

注意点

よくあるご質問

お子さんのいるご家庭

ご両親とお子さん2人なら、そのご家庭は8万円のチャージorお買い物で、25%の5,000円が付与されます。

ただ、1人1決済サービスですので、お子さんのキャッシュレス決済の選択(マイナポイント申込)には注意してください。

基本的に小さいお子さんの場合は、ご両親が代理人としてマイナポイント予約・申込みされることになるかと思いますが、お子さんのマイナポイントに紐付ける決済サービスは、代理人とは別の決済サービスにする必要があります。

例えば、代理人が交通系ICカード、お子さんはショッピング用のクレジットカードなど、別の決済手段にするようにしてください。

マイナポイントの申込(キャッシュレス決済の選択)はじっくり検討

利用できるキャッシュレス決済のキャンペーンは、続々と発表されています。

別途、特典付きの決済サービスも多々ありますので、愛用している、馴染みがある、活用したい決済サービスをじっくり探されても良いでしょう。

特に15歳未満のご家族が多いご家庭であれば、そんな楽しみもあるかもしれません。

かしこく消費し、かしこく貯める

キャッシュレス決済をうまく活用すると、家計の貯蓄を増やすことにつながります。
家計の貯蓄をコツコツ積立てていくと、老後生活の見通しが楽になっていきます。

消費税がなかなか下がらない状況では、かしこく消費して、かしこく貯めることはとても大切です。
ぜひチャレンジしてみてください。

確定拠出年金を専門として独立した2016年よりも前にキャッシュレスの可能性に注目し、
2017年から、キャッシュレス決済を活用した0円投資の実験をスタートさせ、
2019年から、正しい貨幣観であるMMT(現代貨幣理論)を学び始めています。

かしこく消費し、かしこく貯めて、かしこく生きる

結果的にはそんな未来を歩んできたようです。

これらは実は全部、根っこでつながっている世界です。

学校では教えてくれない、一般的なファイナンシャル・プランナーからも学べない、
そんなカラクリにご興味あるかたは、下記にてお待ちしておりますね。

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