ファイナンシャルプランナー野原 亮

2019年 05月 16日

【メディア実績】ライフプランnavi『ひっそりあがる物価に資産運用は有効?』

 

こんにちは。

 

資産運用があたりまえに」になったら、

人類が宇宙にいくことの次くらいに何か面白いことが起こるんじゃないかと本気で信じている、確定拠出年金相談ねっと認定FPの野原です。

 

さて、

 

昔から「マーケットの海賊」と呼ばれ、恐れられ、

資産運用パフォーマンスを低下させる原因となる2つのキーワードがあります。

 

それは、「インフレ」と「税金」です。

 

昨今の少額投資非課税制度(NISAなど)や確定拠出年金の普及により、

税金対策はそれなりにカバーされてきています。

 

一方、日本のような先進国におけるインフレは、

一般的にはゆでガエルのようにジワジワと、我々の家計を蝕んでいくので厄介です。

 

昔よくあった小ネタ、「おばあちゃんの生命保険

おばあちゃんは生命保険をかけていました。
当時で5,000万円もの価値ある死亡保障です。

おばあちゃんに生命保険の話を聞くと、
「保障は十分だから、何も心配しなくていい」と

子ども達はすっかり安心していました。

ところが、

おばあちゃんが亡くなって保険金を請求すると、
なんと「500万円」しか振り込まれませんでした。

「そんなはずはない」

子ども達は、保険会社に理由を尋ねてみたものの、
契約当初から500万円の保障でしたと、保険会社が教えてくれるだけでした。

どうやら時の流れとともに、
いつのまにか物価が10倍にあがっていました。

おばあちゃんは契約の見直しをしていなかったようなのです。

当時は500万円でも十分だったはずの死亡保障は、
いまとなっては、スズメの涙にしかならなかったのでした。

 

そこで、今回はインフレにフォーカスし、

ライフプランnaviさまに寄稿した記事をご紹介させていただきます。

 

lifeplan-navi.com/colum117/

 

あらかじめ一定額の保険金や給付金が支払われることになっている生命保険は、

インフレに弱いです。

 

基本的に万が一の場合・入院時・満期までが長期間になればなるほど、

経済情勢や環境の変化の影響を強く受けてしまいます。

 

これは資産運用にとってはメリットですが、

定額支払いタイプの保険にとってはデメリットです。

 

ただし裏返せば、これこそまさに保険のメリットでもあります。

所定の条件に該当した場合に、必ず定額のお金が支払われるわけですから。

 

また、「インフレ対策に外貨建て」という意見があります。

 

これについては、あきらかに間違いですよね。

 

相手国と日本との相対的バランスによって、その為替レートは決まります。

 

アメリカと日本であれば、日本がいくらインフレになっても、

アメリカも同様にインフレになっていれば理論上、米ドル円レートは変化しないからです。

 

インフレ対策 = 外貨建て

 

という図式を、安易に鵜呑みにしないように気をつけてくださいね。

※特定通貨に集中して依存するのは良くないので、主要な外国通貨建ての資産ももっておいたほうが良いのはまさにその通りです

 

さて、

2013年1月の日銀・黒田総裁「黒田バズーカ」をご記憶のかたもいらっしゃるでしょうか。

※2%の「物価安定の目標」と「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」

2%くらい物価が上がると望ましい。
そうなるようにお金の量や金利をコントロールしていきましょう。

簡単にいうとこんな感じですが、

はたして、あれから6年半程たってどうでしょう?

 

ほとんど変わっていません。

 

当時は、「国がやるといっているのだから、これから2%ずつあがっていく時代がやってくる」

みたいなことを本気で声高に叫んでいる人たちが多くいました。

 

ところがこれが現実です。

 

誰であっても、世の中や市場の流れをコントロールするのは難しい

莫大な物量とエネルギーがあったとしても。

 

であるなら、世の中の変化に連動する、

柔軟に対応できるような資産も保有しておくことは、とても大切なのです。


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