こんにちは。
「資産運用があたりまえに」になったら、
人類が宇宙にいくことの次くらいに何か面白いことが起こるんじゃないかと本気で信じている、確定拠出年金相談ねっと認定FPの野原です。
さて、
昔から「マーケットの海賊」と呼ばれ、恐れられ、
資産運用パフォーマンスを低下させる原因となる2つのキーワードがあります。
それは、「インフレ」と「税金」ですが、今回は税金対策に焦点を絞りつつ、インフレ対応も可能な方法をご紹介します。
昨今の少額投資非課税制度(NISAなど)や確定拠出年金の普及により、税金対策はそれなりにカバーすることができるのですが、
問題は、資産をどうやって円滑にお子さんやお孫さんへ承継させていくかということです。
その答えのひとつとして、
節税を絡め、少しずつ財産を移転させていく方法のひとつとして「生前贈与」という方法があります。
そこで今回は、節税対策としての生前贈与と、インフレ対策としての資産運用のハイブリッドな資産継承方法をご紹介いたします。
ライフプランnaviさまに寄稿した記事です。
さて、
2013年1月の日銀・黒田総裁「黒田バズーカ」をご記憶のかたもいらっしゃるでしょうか。
※2%の「物価安定の目標」と「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」
2%くらい物価が上がると望ましい。
そうなるようにお金の量や金利をコントロールしていきましょう。
簡単にいうとこんな感じですが、はたして、あれから6年半程たってどうでしょう?
ほとんど変わっていません。
物価はほとんど変わっていませんが、株価は世界中で着実に上がっています。
当時は、「国がやるといっているのだから、これから2%ずつあがっていく時代がやってくる」みたいなことを本気で声高に叫んでいる人たちが多くいました。
ところがこれが現実です。
誰であっても、世の中や市場の流れをコントロールするのは難しい。
莫大な物量とエネルギーがあったとしても。
リスク資産を保有しておくと、ある程度市場の流れについていくことが可能です。
であるなら、世の中の変化に連動する、柔軟に対応できるような資産も保有しておくことは、とても大切なのです。