こんにちは、青山創星です。
日本人はブームに弱い。
そんなことがよく言われます。
あれだけ騒がれたポケモンGOも
ひと月も立たないうちに
忘却の彼方へ。
熱しやすく冷めやすい。
このことは
冷めやすいに
重点が置かれて、
あまり良い意味では
使われていません。
でも、
考えてみると
素晴らしい特性を
含んでいるのかも知れません。
熱しやすいというのは
新しいものや
今までにないものに
敏感だということです。
今までの
古いしきたりや
行動様式を
捨てて、
新しいものに
挑戦してみる。
そんなチャレンジ精神が
あるということ
でもあります。
確定拠出年金という制度が
始まってもう15年にも
なるのですが、
加入できる年齢の人のうち
加入しているのは
1割にも満たない(※1)のです。
もっとも、
企業年金に入っていたり
自分で老後資金を
準備していたりする人も
いるでしょう。
しかし、
老後破産予備軍は
驚くほど多いのでは
ないかと思います。
ふるさと納税は、
ふるさとに寄付することにより
地域を活性化させることが
目的だったはずです。
しかし、
いかにお得に
自分の欲しいものを手に入れるか
ということに
すり替わってしまっている
ようです。
ちょっと寂しい気がします。
でも、
新しいものやお得なものに
敏感な日本人気質を
老後の資産創りに
活かせたらいいなあ
と思うのです。
確定拠出年金は
そんな凄いパワーを
秘めていると思うのです。
まだ、
ほとんどの人が
気づいていないのですが。
でも、
一旦気づくと
その燃え方は
ものすごいものに
なるんじゃないかと
思うのです。
私たち
確定拠出年金相談ねっとの
認定FPは
イノベーター
(新しいものに挑戦する人)に
あたるでしょう。
今、
確定拠出年金を
始めようとしている人は
アーリーアダプター
(流行に敏感なオピニオンリーダー)
にあたります。
ここを超えると
パンデミック
(爆発的流行)
が視野に入ってきます。
確定拠出年金の場合、
一度制度を導入して
積み立てを始めると
よほどの強い意志か動機が
ない限り、
途中で止めることはないでしょう。
食べ始めたらやめられない
カッパえびせん効果
ですね。
慣性の法則が
働くからです。
まずは
始めることが重要です。
様々な気づきの視点を
提供することにより
一人でも多くに人に
確定拠出年金に
関心を持ってもらうことが
重要かなあって思います。
<ご参考>※1
企業型・個人型確定拠出年金加入者数
÷20才から59才の推計人口×100
=608万人÷6,225万人
=9.8%
6,225万人
(20才から59才の推計人口。
総務省統計局
人口推計平成28年10月報)
www.stat.go.jp/data/jinsui/pdf/201610.pdf
608万人
(企業型と個人型の
確定拠出年金加入者数。
厚生労働省年金局、
確定拠出年金の施行状況
平成28年8月31日現在)
www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/nenkin/nenkin/kyoshutsu/sekou.html