こんにちは、青山創星です。
きょうは投資成果を格段に
アップさせる方法について
お話ししていきます。
私が今、
こうして自由な生き方が出来ている
大きな理由の一つは、
「積立て」をしていたからです。
銀行に就職すると同時に
財形貯蓄というのを始めました。
これは、新入職員のほぼ全員が
させられるものでした。
強制ではありませんが、
自動的に口座が作られました。
積立てるかどうか、
いくら積み立てるかは各人の自由です。
独身時代は毎月の給料から数万円、
ボーナスの大半はこの口座に積み立てました。
給料からの天引きなので、
毎月手元に入るのは
積み立てられた後の金額。
それが給料だと考えて
その水準に合わせて
生活することが出来ました。
例えば車を買うというようなときには
その口座から引き出したこともあります。
しかし、
引き出すのには総務課の管理職の
ハンコが必要だったりするので、
これぞという時以外は
引き出せないという
大きな心理的なバリアーがあります。
これは、
貯蓄にとってとても重要なことです。
iDeCoが60歳までは
ほぼ絶対に引き出せないというのも同じです。
これも素晴らしい仕組みだと思います。
知らず知らずのうちに貯まるのが
積立て（給与天引き）の良い点です。
積立てには、自動的に貯まるということ以外にも素晴らしい効果があります。
「ドルコスト平均法」という言葉
を聞いたことがあるでしょうか？
ドルコスト平均法というのは、
例えば毎月2万円で買えるだけの
投資信託を買って積立てていくという
積立の仕方をいいます。
定時定額積立と呼んだりもします。
毎月同じ口数
（価格は変動するので金額は変わる）の
投資信託を買う、というのではありません。
ポイントは、
毎月「同じ金額」（この場合2万円）で
買えるだけの投資信託を買う、
というところです。
これをすると
一体何がよいのでしょうか？
投資信託が
一口1万円の時には
2万円で２口の投資信託が買えます。
もし、
投資信託の相場が下がって
1口5千円になれば4口買える
ことになります。
このように、
相場が下がると
同じ金額でもたくさんの口数が買える
ことになります。
相場が下がった後上昇に転じると、
1口毎の価値が上がっていきます。
1口毎の価値の上昇は
そんなに大きくなくても、
たくさんに増えた口数の
投資信託全体の価値は
結構大きなものになります。
投資というと、
相場が下がるのが怖くていや
という人が多いのですが、
この方法を使えば
相場が下がるのが楽しくなってきます。
もちろん、
相場が上がっていくときには
買える口数は少なくなりますが、
持っている投資信託全体の価値は
上がっていくことになります。
（毎月1万円で買えるだけの投資信託を買っていきます。投資信託の価格は1万円から2千円まで下がって、半値の5千円までしか戻りませんでした。しかし、タンス預金なら10万円だったところ、11.5万円になりました。）
相場は下落し続けて
上がらないといったように一方向だけに
動くということはありません。
下がれば上がり、上がれば下がります。
引き出そうとする少し前から
相場の状況を見て、
上昇しているときを見計らって
投資信託を売れば
大きな利益を手にできる可能性が高まります。
マイナスになる可能性を
かなり低くすることが出来ます。
ドルコスト平均法は、
魔法でもなんでもなく、
購入する単価を平均化する
という単純な仕組みです。
時間分散とも呼ばれます。
しかし、
価格の変動する商品を購入する時に
大きな影響を与える
心理的なバリアーを取り除く
素晴らしい武器になると思います。
さて、
ここまでは投資成果を
格段にアップさせるための
1つ目の方法として、
「積立て」についてお話してきました。
次回は２つ目の方法、「長期」について
お話しします。
お楽しみに❣❣❣
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