青山 創星

玉手箱の創り方(続)

こんにちは、青山創星です。

前回は
為替取引を例に
投機取引とは
どういうものか、
大切なお金は
投機ではなく
投資で
増やさないと
大変なことになってしまう
可能性があるという
お話をしました。

さて、
じゃあ「投資」って
どうすればいいの?

「投資」もリスクが
あるんじゃないの?

そう思われるでしょう。

投資にもいろいろな
やり方があります。

株を買うというのは
投資でもあり投機でもあります。

株を買うことによって
その株を発行している会社に
お金を貸してあげているのと
同じことになります。

その会社はそのお金を使って
利益を出せば
それを配当として還元してくれます。

また、その会社の業績がよければ
株の値段も上がり
投資した人の利益につながります。

この意味では株を買うことは
「投資」ともいえます。

しかし、
安いと思った時に株を買って
高くなったら売るという人もいます。

こういう取引は「投機」ともいえます。

つまり、
株の取引は「投機」の面と
「投資」の面の両方を持っている
と言えるのです。

投資信託を買う
というのもこれと同じです。

大事なお金を殖やしたい
という時は
株や投資信託の
「投機」の面ではなく
「投資」の面に着目した
取引をする必要がある
ということになります。

「投資」の面に着目した
取引とは
どういうものか?

それは
一つは
頻繁に売り買いしない
ということです。

安い時期を見計らって買ったり
高そうな時に売ったり
ということを
しないということです。

一旦買ったら
そのまま持ち続ける
ことが重要です。

しかし、
そのためには
重要なポイントがあります。

持ち続けて
値段が下がり続けては
困ります。

リスクを低くすることが重要です。

そのためには
どうしたらいいでしょうか?

投資したお金で
その株を発行している会社が
利益を生み出すことが
できる会社なのか、
潰れてしまうような
会社ではないのか
ということを
見極める必要があります。

そして、
利益をたくさん生み出す
会社からは
投資した株に対して
配当をたくさんもらえる
可能性が高まります。

また、そのような株の
値段は上がる可能性があります。

そんな会社を見つけ出して
その会社の株を買うのです。

しかし、
このような会社を見つけ出すためには
その会社の財務状況だけではなく
経済の見通し、
その業種の景気の見通し、
など幅広く深い分析が必要になります。

また、
株を買った後も
その会社の業績がどうか、
その会社について
例えば不祥事などの
悪いニュースがないか等々
株価に影響を与えるような
ニュースがないかどうかを
チェックする必要があります。

なぜかというと、
万一そのようなニュースが出て
会社の業績に悪い影響があると
一気に株価が下がってしまったり
場合によっては株の価値がゼロに
なってしまう
可能性があるからです。

時間があって、
このような投資をすることが
好きな人はこのような投資を
するのがいいと思います。

自分でも納得がいくし、
投資の成果もよいものが
望めるかもしれません。

しかし、
そうでない一人社長には
もっとお勧めの
投資の手法があります。

それは、
インデックス投資という手法です。

インデックス投資とは、
インデックスに連動した
値動きを目指す投資の手法です。

インデックスって何なの?

日経平均とかTOPIX(トピックス)
という言葉を聞いたことが
あると思います。

日本の株式の平均的な
値動きを表す指標です。

インデックス投資とは、
このようなインデックスの
値動きに連動した動きを目指して
投資をする手法のことです。

インデックス投資をするには
実際には何に投資をしたらいいの?

日経平均というインデックスであれば
それに連動した値動きをする
日経平均連動型の投資信託
というものがあります。

TOPIXであれば
それに連動した値動きをする
TOPIX連動型の投資信託があります。

このような投資信託に
投資すればよいのです。

どこかの会社の株に投資するのと
インデックス型の投資信託に
投資するのとでは
どこがどう違うの?

どこか一つの会社の株に
投資する時は、

①利益を生み出す力があって
 株価が上がりそうな会社か
 どうかを分析する必要がある

②株を買った後も
 その会社の株価に影響を
 与えるニュースなどが
 ないか常にチェックが必要

ということでした。

これに対して
インデックス型の投資信託に
投資する場合は、

①個別の会社の分析は
 必要ありません

②個別の会社についての
 ニュースに気を配る
 必要もありません

インデックス型の
投資信託の場合は、
例えば
日経平均連動型のものであれば
投資信託の運用会社が
日経平均と同じ値動きをするように
日経平均インデックスの中に
含まれている様々な会社の株を
買ったりして
運用してくれています。

もし、
その中の何社かの業績が
悪くなって
株の価値がゼロになってしまっても
その投資信託の価値への
影響は薄められます。

このように
インデックス型の投資信託に
投資すれば
一つ一つの会社についての
情報をいつも追いかける必要はなくなります。

でも、
日経平均に連動する
インデックス型の投資信託に
投資した場合、
日経平均がどうなるか
気にしないといけないんでしょ?

その通りです。

個別の会社の情報は
追いかける必要は
ありませんが、
株価全体の動きは
気にする必要があります。

でも、
忙しい一人社長は
そんなことやってられないですよね。

もっといい方法があるんです。

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