ご覧の皆さま、こんにちは。
活動拠点は横浜。公的年金、若年層の金銭教育を得意分野とする、ハマのCFP®・社労士・1級DCプランナーの井内(いのうち)です。
THE GOLD ONLINEで「年金の繰下げ受給なんてしなきゃよかった…年金『月28万円』を受け取る72歳・男性、自らの選択を後悔したワケ【CFPが解説】」が掲載されました。
年金を繰下げをした場合、その受給累計額が65歳受給開始の累計額に追いつくのが、繰下げ開始後11年11カ月と言われています。
70歳繰下げが65歳開始に追いつくのが81歳11カ月、
75歳繰下げが65歳開始に追いつくのが86歳11カ月、
ということになります。
繰下げをすることによって年金額が増え、その結果税金や社会保険料の負担が増えるのは事実です。
そのため、繰下げした場合としなかった場合の受給累計額が追いつくのはその分遅くなることにもなります。
そうしたこともあって、せっかく繰下げを始めたものの、後悔し始める人も出てくるでしょう。
しかし、一方で、年金は生涯支給され続けます。長生きした場合により安心できることにも繋がります。
繰下げをしていなかった場合に振り込まれる年金が少ないと、不安なまま日々を過ごすこともあります。
繰下げにはメリット・デメリットがありますが、内容を確認したうえで受給開始時期を選択しましょう。
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【FP相談ねっと・井内義典 これまでの実績】
●FP個別相談、金融機関の相談会等含め年金相談は合計5000件以上経験。
●教育研修は地方自治体職員向け、年金事務担当者向け、社会保険労務士向け、FP向け、社会人1年生向けなど。㈱服部年金企画講師。
●執筆は通算450本以上!『週刊社会保障』の「スキルアップ年金相談」「年金相談のトビラ」(法研様)、月刊『企業年金』の「知って得!公的年金&マネープラン」(企業年金連合会様)、「東洋経済オンライン」(東洋経済新報社様)、「MONEY PLUS」(マネーフォワード様)、「Finasee(フィナシー)」(想研様)、「現代ビジネス」(講談社様)、「THE GOLD ONLINE」(幻冬舎ゴールドオンライン様)、「あなたのお金と暮らしのそばに。ハマシェルジュ」(横浜銀行様)、「よるかぶラボ」(ジャパンネクスト証券様)、「ファイナンシャルフィールド」(ブレイクメディア様)。その他、FUSOSHA MOOK「定年前後に得するお金の手続き」(扶桑社様)共同監修。「1級DCプランナー合格対策問題集」(経営企画出版・共著)
●調査研究活動は研究論文「老齢年金の繰下げ受給の在り方-遺族厚生年金の受給権がある場合-」(日本年金学会編『日本年金学会誌第39号』)など。日本年金学会会員。